今日は某会社様からのご依頼です。(私のブログをみて、ご紹介いただきました。)
お客様をご紹介いただきまして、本当に有難うございました。
そうは言っても、大きな会社なのでかなり考えての事とおもいます。
もしクレームになれば、問題ですからね!
絶対に綺麗に満足のいく工事をしようと、前からイメージトレーニング
しておきました。
現場は家の近くです。
OOOOOOOOカメラでお見積もりしたら工事できないとの事でした。
↑OOの数はデタラメです。
電波が弱いのです。 目の前に山があるんです。
お家に傷をつけるのは、一切禁止です。
そのことで、昔のナショナル時代のスッキリポールに抱かせることに
しました。 114Φです。
その前に昨日の車のフロントガラス 保険適用になりました。
良かった・・^^ 元気がでてきました!!。
スッキリポールが少し斜めになっているのが気になりますが、
問題ないでしょう!
CVがVE管で下に落ちてるので、金具をつける場所が制限されます。
ここは病院(医院)と同じ敷地にあるので、1本のアンテナで
がんばりました。
U14TMHにて47dBμ~56dBμと 10dBの差がネックですね。
初め15dBもあったのでこれはマズイと思い。なんとかいい場所を
見つけ高さをきめました。 場所は回転方向です。
ネジ一本も打てないので、試行錯誤です。
ブースターはカスケードです。VHFの端子電圧(共同アンテナ)の
減衰量からこのくらいだろうと、計算した結果。
カスケード場所は一本のマストでしました。
プリAMPをつけて、入線ギリギリでAMPを入れるのが普通ですが、
S5CFB 15mなので減衰量2dBくらいで、もしネックになるなら、
場所移動を検討しました。
このマストの長さはなるべく低く1.8mです。
初め伸縮マストで以前測定しにきて、これで良いと判断したのですが、
最後21chが車や、バイクが通るとオルタネーターノイズやなんやらで、
CNRが4dBも21chのみ落ちます。コンスタレーションを
みてもバラツキがでます。
後ほど2.7mにしました。
車が通った時の、MERが要になりそうです。 もちろんBERが一番です!
スッキリからはいつもの5.5mm2(sq)メッセンジャーでラッシング特号使用
やはりラッシングでやったほうが綺麗ですね。
マストはもちろん32Φを使用しています。
上部にはある物を加工した、蓋をしています。
今まで皆様気がついていないかもしれませんが、当社の施工分には
実は全てマストの上部に蓋がしてあります。
ZAMは初めから付いていますが、DXのリブなどはついていません。
それにもあるものを加工して、ゴムの蓋をしています。 一応 部品は内緒です。
32Φで1.8mを超えると通常E管C管を使用するようになります。
そうなりますと、外は溶融亜鉛メッキですが内側は焼きつけ塗装になります。
もちろん中から錆びていきますので蓋をすることによって、
中側からの錆をおさえます。 蓋の中にはコーキングを流し込みます。
まぁ電気屋さんがみればなにを使っているかわかりますが、
もちろんちょっと、加工しないとはいりません。
そして先程から言っている1番苦労して考えたのが、このマストです。
やってみたらあ~~そうか! と思うかもしれませんが、なかなか・・
病院側にも一本のアンテナで全部済ませました。
そのほうが工事代が安くなります。それにすっきりしますし。
↑これが蓋です、初めて公開します。 kikuさんは知っていますが・・
蓋の上にもコーキングを塗っています。
本当はこのマストににAMPをつけようと思いましたが、
軽いに越したことは、ありませんし15m S5CFBで2dBの減衰ですし。
少し足らなかったら、こちらに移動するつもりです。
混合器は共同アンテナとの混合で電流通過の混合器を使用。
そのあと2分配器で病院と自宅に分配しました。
保安器のところを外すと・・
周りの網組み部がみえません。
これは仕方ないのです、工事不良ではなく、5C2VやFVでは
熱で膨張、伸縮時にこんな風になってしまうことがあるのです。
もちろん施工しなおしておきました。
UHFの減衰量は一番激しいところで45dBです。
定格までもっていきました。 カスケードなのでー3dBで
一応ギリギリ99dBμで設定です。 端子電圧は53dBμ~ となりました。
MERは29dB~ 以上確保しました。
1箇所はTV端子が、劣化が激しい??ナショのTV端子を交換しました。
IN-BRではなくIN-OUTなのですが・・
マスプロのTV端子に交換して5dBもあがりました。
良かった良かった。
最後にマストを2.7mのU14TMHで工事完了です。
今回は本当に有難うございました。
今度エアコンもお願いされました。