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年配者の 反省と 将来は・・・・・・

2009-12-12 11:14:50 | 日記
写真は未来への贈り物 デザインフォトムービーで
「写真好きみんな集まれ」の お茶目な今井です


さて本日は 以前に出かけたことのある スーパー銭湯へ行ってきました
熱い湯の嫌いな私は どうしてもぬるめの湯船で 半身浴に
時間をかけています
露天風呂で 体の芯まで温めるのは 体は勿論 心の疲れも癒される
至福の時です

ここでの話で前回は 中年の二人が 政治の話に花を咲かせていましたが
今回の男性は 私の父親年代85歳程の方のように感じました

眠ったようにじっと動かない私の 一人分空けた隣で御連れの人との
会話です もっともほとんど一人で話してましたが・・・・

その男性(仮にÅさんとします)が言葉を発したのが
「この今の子供たちを作ってしまったのは わしらの責任だ」と

私は ドキッとしましたが 身動きせずそのままじっと目をつむって・・・・・

それは そのAさんの述懐(要約)でした
終戦後 結婚し子供を授かり必死に生きてきた 食べるものもままならず
生きていくことばかりに 必死だったと
そして 子供が小学校に行き出すと仕事も生活も安定し 心の余裕と金銭の
余裕が出来てきたと・・・・・

そこで思ったのが 自分の子供(仮にBさん)に自分たちの味わった 辛さや 
ひもじい思いをさせたくないと・・・
しかしまだ何でもホイホイというわけにはいかなかった

  (この頃の子供(Bさん)が 私たち年代であり
   確かに 親はお盆とか・正月に服や靴を新調してくれてました)

そうして育った子供(Bさん)達はまだ我慢をしながらも 育っていったのです

  (小学校の教科書も 兄のお譲り 服もお譲りすべからくお譲り・・・
   兄私と使うと さすがに弟は新調なくてはなりませんでした
   次男が僻みっぽいのは この辺りから始まる?)

この子供(Bさん)達も結婚をするころ 古くからの仕来たりと嫁姑の確執
を避け 新婚当初は別居するようになり 今や当たり前のように同居しなくなって
行った
 (Aさんたちは孫に毎日会うわけでもなく たまに会うときは 小遣いだ
   お年玉だ お祝いだ・・・なにかにつけて物物物・・・で
   ご機嫌取り 一つの忠告も躾けもしかることもなく 
   嫁に気を使いながら・・・我が家も似たり)

そしてAさんの続いた言葉に 孫年代の娘さんが4人メールを打っている
しかも眼にも止まらぬ速さで・・・どうも隣の子同士でやりあってるようだ・・・

ここで初めてお連れの男性が初めて口を開いた 「それが今の世の中だわ」と

Aさんが続いて 孫たちの年代のことを 息子(Bさん)に
尋ねたそうです Bさんの答えは「父さん 会社でも 斜めむかえにいる人に
メールで指示・やり取りしてるだよ」と
 (そういえば 中高生の会話が 単語かしていると 聞いたことがあります
  芸能人の相槌にも「ウッソ」「ほんと」「マジ」「信じられない」で
  会話を進めていたっけ・・・・)

Aさん「時代とともに 知らぬ間に 良かれと思ってしてきたことが
    孫たちが 会話が摂れない 社会の中の一人という感覚を
    植え付けてしまったんだと・・・・」
   「今の子供たちを作ってしまったのは わしらの責任だ」と・・・・

私はこのAさんの言葉に 何故かしら引っかかりました 何故なら
我々もそういった 子供たちに育てた張本人なのですから・・・・

学校では 授業崩壊が言われだしてて久しい
今や メディアの世界でも取り上げられなくなった 何故?

メディアは珍しいから取り上げる 取り上げられないのは
それだけ日常的になっていると いうことなのです

今や モンスター・ペアレンツが幅を利かせている
「家でも掃除をさせてないのに 何故学校の掃除をさせるんですか!!」
「家の子の 嫌いな食べ物ばかりで 食べてないのに 給食代は払いません!!」
なんということか・・・・

この親が 我々と同じように自分の子を育てていく・・・
その子供が 親と同じように自分の子を育てていく・・・・
その後は どうなって行くのでしょう???

このAさんが気づいたように 我々も気づき この呪縛を断ち切り
少なくともこれ以上違った世界にせぬよう 行動をしなくては
いけない時期さしかかったのかもしれません