この前、受診するために上京してきたのですが、又しても、おやっさんの体調が怪しくなりまして…。
RSBの諸相の方の更新が日曜日で止まってますでしょう?
リビア情勢の推移を見守っているだけではなかったんですね。基本的には、「何でもあり」の最悪の環境にいるのが悪いんですが。
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リビアについて少し述べますと、先ず、西欧で言う主権国家というものではない…らしいんですね。統一的な国家意思なるものを予定してないが、対外的には国家を自称するほかないものであって、団体と言うよりも状態に近いんではないですかね?ドイツ語で言えば、「状態」も’Staat’ですが…。カダフィ大佐は、アフリカ全体を一つの連邦国家にしようと考えているから、リビアが国家だという発想がそもそもなかったのではないですか?アメリカ合衆国の州と言えるかどうかも怪しいみたいですね。少なくとも、彼の発想からは、こうなるでしょう。彼の言動は、アフリカ全体を名宛人として展開されてきたのではないでしょうか?彼の言動は、それがアフリカ社会全体に反映されて初めて、アフリカの一部であるリビアの声だ、ということになる、というのが彼の考え方でしょう。
リビアを初めとするアフリカ社会を牛耳る部族というものは、欧米列強がアフリカを植民地支配するための手段として押しつけたものです。アフリカに自生的なものではなかったのです。しかし、もう五百年以上に亘って植民地支配を受けてきましたから、部族という桎梏から抜け出すのは、国家レベルで形式上の独立を獲得してはいても、極めて困難でしょう。しかし、この桎梏から抜け出さないことには、真にアフリカが独立することにはならないのではないでしょうか?そして、形式上の民主化も、何ら人民を利することにはならない恐れが高いのではないでしょうか?社会の民主化という目的を達成することが一番重要でしょう。
反帝闘争を強力に展開していく過程で、部族とは異なる共同体が意識的に構成され、そこに属する人民の生活に不可欠の存在に昇華されていくことによって、部族という桎梏を抜けきった地平が見えてくる…こういった論理を辿るべきものでしょうね。
今回、カダフィを倒そうとしている連中の背後に米帝が控えていることは歴然としてきました。クリントン婆がリビア東部を訪問して、CIAが養成した手下などを督励していましたでしょう。カダフィがああしたこうしたという話しは、CIAの手下が手際よくやり、カダフィのせいにしているのではないですか?
アルジャジーラで、カダフィの別荘という画像を少し見ました。ルーマニアのチャウシェスクの作ったそれは人民のための避難所であると言えるように見えましたが、この別荘は、余りにもこじんまりとしていて、人民の避難所とは言えないな、と思いました。しかし、カダフィが贅沢に耽っていたと言うには、貧相ではなかったでしょうか?それに、カダフィとしては、東部の方はそもそも安全な地盤ではなかったわけですから、もしアルジャジーラが言うように、贅沢に耽ったり、核戦争時のシェルター用だったりとするならば、彼自身の地盤に設けたはずです。だから、カダフィとは違う・別の有力者が、自分用に設けたものではないか、と思われます。その別の有力者というのが、今回、新政権樹立に向けて「活躍」しているでしょう。
今回のリビア騒動を総括すれば、米帝の新たな侵略手法の実験場であった、ということになるでしょう。人民内部に手下を多数養成し、彼等が決起することによって、恰もその国内部の要因で体制が転覆するように擬装するのであるが、イデオロギー・武器・弾薬・人員など全てに亘って米帝の掌で起こる嵐に過ぎないのです。
本番は、北朝鮮、及び、イランでしょう。出来れば、中国やロシアにも仕掛けたい、米帝はそう願っているでしょう。
第三次世界大戦は、既にして始まっているのです。
RSBの諸相の方の更新が日曜日で止まってますでしょう?
リビア情勢の推移を見守っているだけではなかったんですね。基本的には、「何でもあり」の最悪の環境にいるのが悪いんですが。
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リビアについて少し述べますと、先ず、西欧で言う主権国家というものではない…らしいんですね。統一的な国家意思なるものを予定してないが、対外的には国家を自称するほかないものであって、団体と言うよりも状態に近いんではないですかね?ドイツ語で言えば、「状態」も’Staat’ですが…。カダフィ大佐は、アフリカ全体を一つの連邦国家にしようと考えているから、リビアが国家だという発想がそもそもなかったのではないですか?アメリカ合衆国の州と言えるかどうかも怪しいみたいですね。少なくとも、彼の発想からは、こうなるでしょう。彼の言動は、アフリカ全体を名宛人として展開されてきたのではないでしょうか?彼の言動は、それがアフリカ社会全体に反映されて初めて、アフリカの一部であるリビアの声だ、ということになる、というのが彼の考え方でしょう。
リビアを初めとするアフリカ社会を牛耳る部族というものは、欧米列強がアフリカを植民地支配するための手段として押しつけたものです。アフリカに自生的なものではなかったのです。しかし、もう五百年以上に亘って植民地支配を受けてきましたから、部族という桎梏から抜け出すのは、国家レベルで形式上の独立を獲得してはいても、極めて困難でしょう。しかし、この桎梏から抜け出さないことには、真にアフリカが独立することにはならないのではないでしょうか?そして、形式上の民主化も、何ら人民を利することにはならない恐れが高いのではないでしょうか?社会の民主化という目的を達成することが一番重要でしょう。
反帝闘争を強力に展開していく過程で、部族とは異なる共同体が意識的に構成され、そこに属する人民の生活に不可欠の存在に昇華されていくことによって、部族という桎梏を抜けきった地平が見えてくる…こういった論理を辿るべきものでしょうね。
今回、カダフィを倒そうとしている連中の背後に米帝が控えていることは歴然としてきました。クリントン婆がリビア東部を訪問して、CIAが養成した手下などを督励していましたでしょう。カダフィがああしたこうしたという話しは、CIAの手下が手際よくやり、カダフィのせいにしているのではないですか?
アルジャジーラで、カダフィの別荘という画像を少し見ました。ルーマニアのチャウシェスクの作ったそれは人民のための避難所であると言えるように見えましたが、この別荘は、余りにもこじんまりとしていて、人民の避難所とは言えないな、と思いました。しかし、カダフィが贅沢に耽っていたと言うには、貧相ではなかったでしょうか?それに、カダフィとしては、東部の方はそもそも安全な地盤ではなかったわけですから、もしアルジャジーラが言うように、贅沢に耽ったり、核戦争時のシェルター用だったりとするならば、彼自身の地盤に設けたはずです。だから、カダフィとは違う・別の有力者が、自分用に設けたものではないか、と思われます。その別の有力者というのが、今回、新政権樹立に向けて「活躍」しているでしょう。
今回のリビア騒動を総括すれば、米帝の新たな侵略手法の実験場であった、ということになるでしょう。人民内部に手下を多数養成し、彼等が決起することによって、恰もその国内部の要因で体制が転覆するように擬装するのであるが、イデオロギー・武器・弾薬・人員など全てに亘って米帝の掌で起こる嵐に過ぎないのです。
本番は、北朝鮮、及び、イランでしょう。出来れば、中国やロシアにも仕掛けたい、米帝はそう願っているでしょう。
第三次世界大戦は、既にして始まっているのです。