今日は「おやすみなさい サンタクロース」の絵本を紹介したいと思います。
舟崎克彦:作 尾澤摩純:絵
理論社 1990年11月初版
今日は12月24日、クリスマスイブです。
そろそろ日も暮れかかってきて、夜があけるまでには世界中の子どもたちにプレゼントを配らなくてはならないのに、
サンタのおじいさんは、まだぐずぐずしています・・・・
このごろ子どもたちは、おもちゃやおかしではよろこんでくれないみたいで・・・
サンタさんは何を用意したらよろこんでくれるのかわからなくなっていました。
プレゼントは「どんな子どもたちにもよろこばれて、この世で一番たいせつなものでなくてはならん!! 」
と思うのですが、それが何なのか??思いつきません。
「それ」がわからないので、出発する気になれなくて いつまでもぐずぐずしているわけなのです。
それでも・・・トナカイのリーダーが「もう出発しませんと・・・」と呼びにきたので、おもちゃやお菓子を袋につめて出発します。
出発したものの、サンタクロースが思う「最高のプレゼント」はまだ思い浮かびません。
といっても、持ってきた贈り物を配ろうという気持ちにもなれず・・・トナカイとともに空を駆け抜けます。
森にさしかかった時、サンタクロースは「何をプレゼント」したいかがわかりました!!
しかし・・・それをいったいどうやってプレゼントするのか??
そして・・・なんと!!時間もせまっていると心配したトナカイのリーダーが夜汽車に乗って
プレゼントを配りに出発してしまいました。(笑)←個人的に受けた所です。
でも・・・そのおかげでサンタクロースは「最高のプレゼント」の「プレゼントの仕方」がひらめいたのです。
そして、サンタクロースは準備のため、いったん家に戻ります。それから・・・サンタクロースは世界中の子どもたちにプレゼントを贈ります。
自分が思う「最高のプレゼント」を贈り終えたサンタクロースは・・・・
満足して三日月の上でいねむりを始めました。(笑)
さて・・・世界中のこどもたちに贈った「最高のプレゼント」とは何だったのでしょうか?
おやすみなさい、サンタクロース。
答えは次回のお楽しみ・・・にさせて下さい!!
皆さん、サンタさんが何を贈ったのかいろいろ想像して楽しんで下さい!!