<F1>道路陥没で大渋滞 一部観客4時間足止め 日本GP
9月29日22時46分配信 毎日新聞
静岡県小山町の富士スピードウェイで30年ぶりに開催中のF1日本グランプリ(GP)で29日、終了後、会場と場外駐車場などを結ぶシャトルバスが雨のため陥没した会場内の道路の影響で渋滞し、一部の観客が会場内に4時間以上取り残された。 渋滞解消のため来場者は乗用車の乗り入れを禁止され、鉄道駅や場外駐車場から無料のシャトルバスで会場まで往復することになっている。29日は公式予選があり、観客は約9万人だった。警備員の男性によると、予選が終わった午後4時過ぎにはバスは動いていたが、次第に動かなくなり会場内に人の列ができたという。午後9時になっても一部の乗り場で長い列ができていたが、午後9時半ごろにはほぼ解消された。 埼玉県の男性会社員(35)は「4時間半以上待っているけど、バスが来ない。主催者側からは十分な説明がなかった」と小雨の降る中、疲れた表情で話した。富士スピードウェイは「29日の雨で、会場内の道路が陥没、通行止めにした。既に復旧し30日は支障はないと思う」と説明している。【山田毅】 |
最終更新:9月30日1時25分