なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

甘酒と梅びしお

2016-06-25 18:48:29 | 日記
 土曜日の夕方ですが、夫も息子もいなくて久しぶりに一人です。
 ゆうべは帰りの遅い夫を待ちながら、珍しいものを作りました。
ひとつは、何年も前に、庭の梅を使って作った梅干しのリメイクで、梅びしおです。
焼酎を使った減塩梅干しを作ったとき、焼酎が多過ぎてあまりおいしくないものができました。これが瓶にひとつと半分も残っていたので、試しに半分を梅びしおに作り変えてみたわけです。
見た目がちょっと…
 小さい梅干しの種をはずし、実を土鍋に入れて火にかけます。木べらでかきまぜながらつぶして、水分が飛んだところでみりんを入れました。煮詰めて出来上がりですが、ついでにかつお節もいれて、梅かつおにしました。もともとすごい減塩だったので塩抜きもしないし、裏ごしもしないテキトー梅かつおですが、意外においしくできました。キュウリを乱切りにして、出来上がった梅かつおと合えて、箸休めの一品になりました。これで瓶がひとつ空いたので何かまた作れます。糠みそ用にしようかな。
 一番手間がかかったのは種を取り除くところ。居間でテレビを見ながらしたのですが、手がグチャグチャなのでチャンネルがかえられず、不本意ながらBSのジャニーズの番組をずっと見るという羽目に。
逆立ちしながら歌っているのにキャーッと黄色い声援がとんでいたり、不思議な世界を知ってしまいました。それはそれでおもしろかったけれど。

大活躍の土楽の土鍋

 もうひとつは甘酒です。どうもだるさが抜けないなあと思っていたので、妹が飲んで良かったと言っていた甘酒を作ろうと思いました。ちょうど、随分前に買っていた乾燥米麹があったのです。
袋に書いてあるとおり、一合分のお米でおかゆを炊きました。六十度ぐらいに冷めたところで麹を混ぜ、保温ジャーに入れました。保温ジャーなんて何年も使っていなくてほこりだらけでしたが、ひさしぶりに日のめをみました。さてここで、心配性で生真面目な(?)わたしの性格のせいで失敗をしてしまいます。

考えすぎなんだよ

 袋にはジャーのフタを開けたままにしておくように書いてあります。どうもフタを閉めると温度が上がる過ぎるらしいのです。わかっていながら、フタを開けっぱなしにしておくことができなかった。マヨネーズのフタとか化粧品のフタとかユルユルにしていても平気なくせに。(そんなとき夫はだまってきっちりしめます。マヨネーズなんか逆さにして空気も抜きます。乙女のA型)
 甘酒を醸す(かもす)のが夜中ということもあり、電化製品になにかあったら困るわ、という心配もあったわけです。それで、次の日の朝、つまり今朝ですがフタを開けてみたら、それなりのものはできていましたが、なんか色が茶色っぽい。味は…かすかな甘味程度で、甘酒というものには到達していませんでした。

しないよりはまし

それでも、ありがたく飲んで、それなりに元気になったような気がしています。失敗は失敗ですが、次につながる失敗なので(そりゃ、温度を上げないようにするだけの話なので)、まあいいことにしています。

 甘酒は母の好物。うまくできたよ、と母が電話でよく話していたなと思い出しながら、作ったのでした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。