世間はまだお盆休みなのに、こうして一人で家にいてダラリとした午後を過ごしています。Bsで「カプリコン1」という昔の映画のはじめと終わりだけを観て(途中は買い物に)、面白いのかなんなのかよくわからんなぁと思い、次に、昨日近鉄なんばの駅構内の本屋さんで買った湊かなえさんのミステリーを読み切って、これまたそう面白くはなかったな、と思い、生協の来週の注文をネットでして、一人の時間は淡々と過ぎていくのでした。
息子は研修でお茶屋さんでサービス業の修行(?)、夫は大阪の実家に行っています。今日は下鴨神社の古本市に出かけたようです。わたしも昨日は日帰りで大阪に行ってきました。お盆なので、前の日に炊いたあんこ(圧力なべで炊いたら今までで一番ぐらいのいいできあがり)と昨日の朝、汗をダラダラ流しながら作ったお団子と、他にもお仏壇にお供えするお菓子や果物、お花などいろいろ携えて行きました。
ピンクの日々草 早く植えないと
先週の土曜日まで、夫のお盆休みが一体とれるのかどうなのかわからない状態で(白球を追う若人の祭典の関係で)、それが済んで、やれやれと一息ついて、気がつくともうお盆で、なにやら知らない間に目の前を夏が過ぎ去っていくという感じだったのです。わたしの大阪の滞在時間は三時間ほどだったけれど、オカーサンとたくさん(ほとんど聞き役だったけれど)お話したし、ご先祖様にお参りすることができて気持ちも落ち着いたし、充実感をもって帰ってきたのでした。そうだなぁ、大事な宿題を終えた感じ。
暑さに強いペンタス
いつもながら大阪のおうちは昼なのに夜のようなひっそり感。外の光を完全シャットアウトして、蛍光灯をつけています。クーラープラス扇風機でひえひえしているし、まるで洞窟のようです。夫が玄関に上がる前に外で足を洗ったり、わたしもパジャマズボンに履き替えたり、いつもの手順を踏まないといけません。オカーサンの館は外のバイキン持ち込み厳禁なのです(!)。それはもう慣れたからいいのですが、オカーサンは虫にも厳しくて、その対策法に驚いたことがありました。
この猛暑で、アリさんも食料が枯渇したらしく、砂糖かなにかを求めて、オカーサンのおうちに上がってきたようです。「もう腹立つから薬置いた」と、あろうことか家の中に、外用の粉の殺虫剤をちょこちょこ置いていたのです。ゾゾーッ、危険、危険。あるかないかわからないバイキンより、確実に体に害を及ぼす殺虫剤の方が、わたしは恐い。これを、「危ないからやめなさい」と注意できないのがわたしたち長男夫婦のよくないところです。「口に入れないように気をつけないとね」とやんわりとは言ったけれど。(これって悪口かな…ちょっとビクビクしながら書いてる)オカーサンの前ではどうにもすくんでしまって、夫もわたしも思考停止状態になるのです。でも、言わなければいけないことは言わないといけないな、と今回も反省したのでした。
サフィニア がんばってる
大阪のおうちを四時に出て、なんば駅で柿の葉寿司も入った助六弁当買って、電車用のミステリーを買って、五時の鳥羽行きアーバンライナーに乗り込みました。そうそう、その前に息子のおみやげにモロゾフのチーズケーキも買って。座席は満席です。わたしの隣は大きなトランクケースを抱えたお嬢さん。よいしょと棚の上に乗せようとしましたが、持ち上げられず断念して、「すみません。ここに置いていいですか。」とわたしにことわりを入れてくれました。わたしは、頭の上にトランクが持ち上げられる方が恐怖で、首をすくめていたので「むしろ、その方が。全然大丈夫だから置いてください。」と言いました。「むしろ」って文語的で、おかしいなと思ったけど、偽らざる気持ちだったのです。
サポナリアもまた咲いた
駅に着いて、バス停に行ってみると、バスが来るまで十五分ありました。ベンチには初々しい野球部らしい男子高校生とオフショルの花柄ワンピースの女子高生のカップルが座っていました。会話は聞いていないけれど、いかにもおつきあいし始めといった感じで、ぎこちないながらすごく楽しそう。駅の向こうの空が夕焼けになって、女の子が指差して、二人で夕焼けを見たりして、ドラマの世界みたい。
疲れ切ったおばちゃんにたいくつしのぎに観察されているとも知らず、さわやかカップルはゆく夏を満喫しているのでした。ウチの中でひっそりと暮らしていたこの夏でしたが、ちょっと出てみただけで、外にはいろんな人がいて、ちょっとした刺激をもらいました。(ここまでは15日)
白山町 節知さんのやさしいやさしいケーキ
(16日) 夫は今日は大阪から彦根に行って、夕方戻ってくる予定です。この1カ月、土日の休日もつぶれ、連日帰宅時間も遅かった夫がやっととれた夏休みは、短いながら充実していたみたい。わたしは、この数週間、生活ペースが乱れて睡眠障害みたいになっていたけれど、それもやっと整いつつあります。やれやれ…。
息子のトリそぼろ弁当 弁当作りに夏休みはない
息子は研修でお茶屋さんでサービス業の修行(?)、夫は大阪の実家に行っています。今日は下鴨神社の古本市に出かけたようです。わたしも昨日は日帰りで大阪に行ってきました。お盆なので、前の日に炊いたあんこ(圧力なべで炊いたら今までで一番ぐらいのいいできあがり)と昨日の朝、汗をダラダラ流しながら作ったお団子と、他にもお仏壇にお供えするお菓子や果物、お花などいろいろ携えて行きました。
ピンクの日々草 早く植えないと
先週の土曜日まで、夫のお盆休みが一体とれるのかどうなのかわからない状態で(白球を追う若人の祭典の関係で)、それが済んで、やれやれと一息ついて、気がつくともうお盆で、なにやら知らない間に目の前を夏が過ぎ去っていくという感じだったのです。わたしの大阪の滞在時間は三時間ほどだったけれど、オカーサンとたくさん(ほとんど聞き役だったけれど)お話したし、ご先祖様にお参りすることができて気持ちも落ち着いたし、充実感をもって帰ってきたのでした。そうだなぁ、大事な宿題を終えた感じ。
暑さに強いペンタス
いつもながら大阪のおうちは昼なのに夜のようなひっそり感。外の光を完全シャットアウトして、蛍光灯をつけています。クーラープラス扇風機でひえひえしているし、まるで洞窟のようです。夫が玄関に上がる前に外で足を洗ったり、わたしもパジャマズボンに履き替えたり、いつもの手順を踏まないといけません。オカーサンの館は外のバイキン持ち込み厳禁なのです(!)。それはもう慣れたからいいのですが、オカーサンは虫にも厳しくて、その対策法に驚いたことがありました。
この猛暑で、アリさんも食料が枯渇したらしく、砂糖かなにかを求めて、オカーサンのおうちに上がってきたようです。「もう腹立つから薬置いた」と、あろうことか家の中に、外用の粉の殺虫剤をちょこちょこ置いていたのです。ゾゾーッ、危険、危険。あるかないかわからないバイキンより、確実に体に害を及ぼす殺虫剤の方が、わたしは恐い。これを、「危ないからやめなさい」と注意できないのがわたしたち長男夫婦のよくないところです。「口に入れないように気をつけないとね」とやんわりとは言ったけれど。(これって悪口かな…ちょっとビクビクしながら書いてる)オカーサンの前ではどうにもすくんでしまって、夫もわたしも思考停止状態になるのです。でも、言わなければいけないことは言わないといけないな、と今回も反省したのでした。
サフィニア がんばってる
大阪のおうちを四時に出て、なんば駅で柿の葉寿司も入った助六弁当買って、電車用のミステリーを買って、五時の鳥羽行きアーバンライナーに乗り込みました。そうそう、その前に息子のおみやげにモロゾフのチーズケーキも買って。座席は満席です。わたしの隣は大きなトランクケースを抱えたお嬢さん。よいしょと棚の上に乗せようとしましたが、持ち上げられず断念して、「すみません。ここに置いていいですか。」とわたしにことわりを入れてくれました。わたしは、頭の上にトランクが持ち上げられる方が恐怖で、首をすくめていたので「むしろ、その方が。全然大丈夫だから置いてください。」と言いました。「むしろ」って文語的で、おかしいなと思ったけど、偽らざる気持ちだったのです。
サポナリアもまた咲いた
駅に着いて、バス停に行ってみると、バスが来るまで十五分ありました。ベンチには初々しい野球部らしい男子高校生とオフショルの花柄ワンピースの女子高生のカップルが座っていました。会話は聞いていないけれど、いかにもおつきあいし始めといった感じで、ぎこちないながらすごく楽しそう。駅の向こうの空が夕焼けになって、女の子が指差して、二人で夕焼けを見たりして、ドラマの世界みたい。
疲れ切ったおばちゃんにたいくつしのぎに観察されているとも知らず、さわやかカップルはゆく夏を満喫しているのでした。ウチの中でひっそりと暮らしていたこの夏でしたが、ちょっと出てみただけで、外にはいろんな人がいて、ちょっとした刺激をもらいました。(ここまでは15日)
白山町 節知さんのやさしいやさしいケーキ
(16日) 夫は今日は大阪から彦根に行って、夕方戻ってくる予定です。この1カ月、土日の休日もつぶれ、連日帰宅時間も遅かった夫がやっととれた夏休みは、短いながら充実していたみたい。わたしは、この数週間、生活ペースが乱れて睡眠障害みたいになっていたけれど、それもやっと整いつつあります。やれやれ…。
息子のトリそぼろ弁当 弁当作りに夏休みはない