なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

土曜日は桜を見に

2018-03-26 22:18:49 | 日記
桜の季節は、桜マニアの夫があちらこちらと近隣の桜を見に出かけるので、わたしも出かけることが多くなるのです。ひのきの花粉が飛び始めて、鼻がグズグズしたり目がベタベタしたりしますが、それをものともせず(?)にこの週末も出かけてきました。

    土曜日は、山の方にある春谷寺というお寺の、樹齢四百年になるというエドヒガン桜の古木に会いに行きました。初めて訪れましたが、空の青に桜の薄いピンクが映えて、とても美しかったです。周りのピンクの濃い桜もエドヒガン桜とのこと。若い樹の濃いピンクが、風格ある薄いピンクの古木を引き立てていました。本当にその名のとおり、春の谷のきれいな風景でした。



    ここまで(松阪市飯南町)やってきたので、帰りは久しぶりに木琴堂という天然酵母のパン屋さんに寄ることにしました。木琴堂さんはちょっとだけ山の上。車で急坂を登るにはウチのご老体HRVにはかわいそうだったので、近くの元役場の駐車場に停めて、自分の足でよいしょよいしょ(我々もプチご老体だわ)と歩いて行きました。

 どう? この風景

    12時の開店ですが20分前ぐらいに着いたので、木琴堂さんの庭で、のんびり辺りの景色を楽しみながら待っていました。お茶畑に囲まれた山里のパン屋さん。庭にはいろいろ楽しい仕掛け(?)があります。小さな小屋があって、のぞいてみると、ヒメウズラのヒナがたくさん並んで餌をついばんでいました。白やら茶色やらドットの模様があるのやら様々な様子の兄弟たち。可愛い。夫がくしゃみをひとつしたら、みんな一目散に仕切りの奥めがけて走り出しました。申し訳なかったけれど、それも可愛い。

    庭の片隅には、日本ミツバチの巣箱が三つぐらい置いてあります。小さなミツバチたちが盛んに出たり入ったりしていました。今はどんな花の蜜を集めているのかな。菜の花かしら。日本ミツバチを飼うのはむずかしくてご苦労されているとのことを、木琴堂さんのブログで知りました。でも、季節の花からハチたちが集めて蜂蜜がとれるというその過程が、奇跡のようでワクワクするので、がんばって欲しいです。
    
 日本ミツバチ がんばって 木琴堂さんもがんばって

    それから、鶏の夫婦も登場してきました。放し飼いのはつらつとしたカップルです。手書きで、雄鶏にちょっかいを出すと、追いかけられるので気をつけてという貼り紙がありました。雄鶏は体格も立派で羽根もつやつやです。女の子が近寄ると、確かに羽根を広げて威嚇しているようなそぶりをします。でも、どうもこれは雌鶏を守っているのだな。砂浴びをしている雌鶏の近くで、雄鶏が警護するかのように見守っていました。
      
 立派なオンドリ ウチには昔東天紅という鳥がいた ちょっと似てる

    そろそろ開店の時間というときに、夫は花粉がひどくなって耐えられないとのことで、先に車に戻りました。四組いたお客さんのなかでわたしは三番目。今日はゆっくり選べそうです。
    店主さんがご自分でおこした天然酵母のパンがいろいろ並びます。わたしは、木の実のパンとヨモギと豆のパン、きなこクリームのパンとイチジクとクルミのパンを買いました。柑橘ピールを作ったり、豆を炊いたり、ヨモギをとってきたり、極力店主さん自らが手間と時間をかけて作っているのだと思います。そういうわけで、信頼のパンなのです。

 ヨモギは食べちゃった

    木琴堂さんにいた時間で、キモチがだいぶほどけたような感じ。こじんまりとしたこの清潔な空間には、豊かで楽しいものが詰まっています。なんでもないような光景だけれど、これをこんな風に維持していくのは大変なことだと思います。パーマカルチャーって、憧れがありますが、これは大変だ。なまけもののわたしにはできないな。

    そうそう、春谷寺に行く途中で、道の駅に寄ってトキメキ農場さんの種を買いました。いろいろあった中から、ホーリーバジルの種を選びました。前からちょっと気になっていたので、ちょうどみつけてラッキーでした。さまざまなハーブを育てていますが、これは初めてです。さっそく撒いてみることにしましょう。

 道の駅 茶倉の上空 雲がくるくるしてる

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