2019 元旦
元旦です。おだやかないいお天気になりました。いつもは大阪のオカーサンの家でお正月を迎えますが、今年はオカーサンと夫が指宿のおうちに行っているので、息子と二人、三重に残って緊張感のない朝を迎えました。
それでも、大阪では作らない岩手のお雑煮を作り、すこしだけお正月気分。おばあちゃん直伝のお雑煮はお引き菜と言って、大根と人参を細く長く切ったものと長ひじきが入ります。細く長くということかな。他には凍み豆腐、鶏肉、しいたけなどが入って具沢山。しょうゆ仕立てのおつゆに角餅を入れて、三つ葉を散らしていただきます。お餅はどこかに頼んで大量についてもらっていたな。お正月前に大きなお餅を四角く切り分けるのはすごく力がいるので、もっぱら父の仕事でした。固いおもちを大きな包丁で丁寧に切っていた。懐かしい…。
結婚して初めのうちは、大阪でも岩手風を作ったりしてみましたが、夫をはじめとしてみんな馴染みがないので、フーン…という感じだったのです。それ以来、お雑煮はほとんど作らなくなりました。(わたしの知っているお雑煮はそれだけだし、オカーサンはお雑煮にこだわりがなかったし。)久しぶりに食べたお雑煮は、わたしにはしみじみとおいしかった。こどもの頃から食べていた味は深く深く染みついているものです。でも、このおばあちゃんのお雑煮を次についでいく人がいないのだな…ということに気づき、なんとなく寂しいような気持ちにもなりました。
あーあまりおいしくなさそうに撮れてるけど… ひじきも高野豆腐もみつばも入ってないしお引き菜が短い
お出かけ日和になったので、昼近くなって、初詣に出かけました。今日行かないと、お正月がグズグズしたものになりそうだったので、がんばって(?)出かけることにしたのです。
車で45分ぐらいかかる神社まで、息子に運転してもらって向かいます。駐車場はたくさんの車でいっぱいでしたが、スムーズに停めることができました。ここまで順調、順調。家族連れが多く、こどもたちの多くがヘリウムでプカプカ浮かぶ風船(イルカが人気)を手に持って楽しそう。露店が出ていたり、手相見の人がいたり、お正月はこんなに賑やかなんだなぁ。こどものときから初詣に訪れて、大人になって地域を離れても、また元旦には自分のこどもを連れて訪れる、そんな地域の人に愛される神社のようです。
鳥居をくぐって参道に入ると、空気が変わったようでした。樹齢数百年の大きな杉の樹々の間から太陽の光が差し込んでとてもきれいです。清々しい空間に身がひきしまる感じがしました。
御手洗場の小川の方までおりて行って、清冽な水に手をひたしました。林の中を流れる小川は底の石まできらめいていて、とても気持ちのいい風景です。
そこからしばらく歩いて境内へ。開けた場所にお社が並んでいます。お参りする順番があるようなので、そこに立って案内されている守衛の方にお聞きしました。こういうところでは、正式なものに則らないといけない、とすごく気をつかう性格なのです(それで、神社やお寺では、すごくキンチョーするのです)。水色の袴をはいた祢宜さん(?)にも順番を確認して、キンチョーしながらも滞りなくお参りできました。ホッ。
せっかくなのでお守りもいただき、帰ってきました。息子と二人でピーンとした空気の中を歩いて、心身ともにとてもスッキリした感じです。ちょっと遠かったけれど、訪れてよかった
駐車場から見上げた空 森も見えます
夫は朝早くから、オカーサンと歩いて指宿の海岸へ行き、初日の出を拝んだそうです。オカーサンは夫と散歩するのが二番目ぐらいの楽しみだから(一番は中学生の孫との時間)、親孝行できて良かったと思うよ。
一月二日
ここまでは昨日(1日)の日記でした。今日(2日)の朝ご飯はきな粉餅。着実に自分もふくらんでいっています。今日は新聞もお休みだし年賀状も来なくて、社会とはまったく接点がない感じでした。
お天気もいまひとつで、庭にも出られないので、小学校の図書室の掲示物の作成をしました。年末も作ったし、正月二日から取りかかるって、熱心というかヒマというか。
12月のクリスマスバージョンの掲示を一部分取り換えて1月のお正月バージョンにする作戦を目論んでいるのです。まず、クリスマスツリーをはずして、かまくらに取り換えようと思います。
新聞の広告にちょうど「怪傑ゾロリ」の広告がカラーで出ていて、前から「イノシシ年はイシシとノシシかなぁ」と思っていたので、彼らにかまくらの中に入ってもらうことにしました。新聞の小さい写真を
参考にするために眼鏡をはずして、じーっとみつめて、切り絵で作成。イシシとノシシの違いがよくわからないけれど、小学生のときに熱烈ファンだった息子がよくできていると言ったので、大丈夫でしょう。
ついでにゾロリも作って後ろからのぞかせてみました。こどもたちは気がついてくれるだろうか。
怪傑ゾロリは今でも大人気
右下のツリーのところと差し替えよう
あとは、サンタさんをイノシシに替えて、Merry Christmasを Happy New Year に替えないと。早くから取りかかったはずなのに、意外と時間がないー。
元旦です。おだやかないいお天気になりました。いつもは大阪のオカーサンの家でお正月を迎えますが、今年はオカーサンと夫が指宿のおうちに行っているので、息子と二人、三重に残って緊張感のない朝を迎えました。
それでも、大阪では作らない岩手のお雑煮を作り、すこしだけお正月気分。おばあちゃん直伝のお雑煮はお引き菜と言って、大根と人参を細く長く切ったものと長ひじきが入ります。細く長くということかな。他には凍み豆腐、鶏肉、しいたけなどが入って具沢山。しょうゆ仕立てのおつゆに角餅を入れて、三つ葉を散らしていただきます。お餅はどこかに頼んで大量についてもらっていたな。お正月前に大きなお餅を四角く切り分けるのはすごく力がいるので、もっぱら父の仕事でした。固いおもちを大きな包丁で丁寧に切っていた。懐かしい…。
結婚して初めのうちは、大阪でも岩手風を作ったりしてみましたが、夫をはじめとしてみんな馴染みがないので、フーン…という感じだったのです。それ以来、お雑煮はほとんど作らなくなりました。(わたしの知っているお雑煮はそれだけだし、オカーサンはお雑煮にこだわりがなかったし。)久しぶりに食べたお雑煮は、わたしにはしみじみとおいしかった。こどもの頃から食べていた味は深く深く染みついているものです。でも、このおばあちゃんのお雑煮を次についでいく人がいないのだな…ということに気づき、なんとなく寂しいような気持ちにもなりました。
あーあまりおいしくなさそうに撮れてるけど… ひじきも高野豆腐もみつばも入ってないしお引き菜が短い
お出かけ日和になったので、昼近くなって、初詣に出かけました。今日行かないと、お正月がグズグズしたものになりそうだったので、がんばって(?)出かけることにしたのです。
車で45分ぐらいかかる神社まで、息子に運転してもらって向かいます。駐車場はたくさんの車でいっぱいでしたが、スムーズに停めることができました。ここまで順調、順調。家族連れが多く、こどもたちの多くがヘリウムでプカプカ浮かぶ風船(イルカが人気)を手に持って楽しそう。露店が出ていたり、手相見の人がいたり、お正月はこんなに賑やかなんだなぁ。こどものときから初詣に訪れて、大人になって地域を離れても、また元旦には自分のこどもを連れて訪れる、そんな地域の人に愛される神社のようです。
鳥居をくぐって参道に入ると、空気が変わったようでした。樹齢数百年の大きな杉の樹々の間から太陽の光が差し込んでとてもきれいです。清々しい空間に身がひきしまる感じがしました。
御手洗場の小川の方までおりて行って、清冽な水に手をひたしました。林の中を流れる小川は底の石まできらめいていて、とても気持ちのいい風景です。
そこからしばらく歩いて境内へ。開けた場所にお社が並んでいます。お参りする順番があるようなので、そこに立って案内されている守衛の方にお聞きしました。こういうところでは、正式なものに則らないといけない、とすごく気をつかう性格なのです(それで、神社やお寺では、すごくキンチョーするのです)。水色の袴をはいた祢宜さん(?)にも順番を確認して、キンチョーしながらも滞りなくお参りできました。ホッ。
せっかくなのでお守りもいただき、帰ってきました。息子と二人でピーンとした空気の中を歩いて、心身ともにとてもスッキリした感じです。ちょっと遠かったけれど、訪れてよかった
駐車場から見上げた空 森も見えます
夫は朝早くから、オカーサンと歩いて指宿の海岸へ行き、初日の出を拝んだそうです。オカーサンは夫と散歩するのが二番目ぐらいの楽しみだから(一番は中学生の孫との時間)、親孝行できて良かったと思うよ。
一月二日
ここまでは昨日(1日)の日記でした。今日(2日)の朝ご飯はきな粉餅。着実に自分もふくらんでいっています。今日は新聞もお休みだし年賀状も来なくて、社会とはまったく接点がない感じでした。
お天気もいまひとつで、庭にも出られないので、小学校の図書室の掲示物の作成をしました。年末も作ったし、正月二日から取りかかるって、熱心というかヒマというか。
12月のクリスマスバージョンの掲示を一部分取り換えて1月のお正月バージョンにする作戦を目論んでいるのです。まず、クリスマスツリーをはずして、かまくらに取り換えようと思います。
新聞の広告にちょうど「怪傑ゾロリ」の広告がカラーで出ていて、前から「イノシシ年はイシシとノシシかなぁ」と思っていたので、彼らにかまくらの中に入ってもらうことにしました。新聞の小さい写真を
参考にするために眼鏡をはずして、じーっとみつめて、切り絵で作成。イシシとノシシの違いがよくわからないけれど、小学生のときに熱烈ファンだった息子がよくできていると言ったので、大丈夫でしょう。
ついでにゾロリも作って後ろからのぞかせてみました。こどもたちは気がついてくれるだろうか。
怪傑ゾロリは今でも大人気
右下のツリーのところと差し替えよう
あとは、サンタさんをイノシシに替えて、Merry Christmasを Happy New Year に替えないと。早くから取りかかったはずなのに、意外と時間がないー。