なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

武田百合子さんの「枇杷」

2016-05-19 16:33:17 | 日記
  やっぱり昨日の運動がこたえているようで、なにやら体全体が重たいです。ももの前面が痛いところをみると、夜のバレエエクササイズが効いているみたい。やっている姿もヨレヨレですが、次の日はさらにヨレヨレ。

去年とった種を蒔いた 朝顔カーテン!

 今日は隣の町まで電車に乗って出かけました。電車に乗るときは必ず文庫本を持って行きます。今日のお供は、武田百合子さんの随筆「ことばの食卓」でした。これは、先日、夫が大阪天王寺の古本市で発掘してくれたものです。わたしは武田百合子さんの作品で文庫化されたものは、だいたい読んだと思うのですが、これは知りませんでした。夫が大阪へ行くと、ちょっとへそ曲がりになる癖があるわたしは、せっかくこの本を夫が買ってきてくれても、ふーんという感じで、薄い反応だったと思います。甲斐がありませんね。申し訳ないことです。
 武田百合子さんの作品を読むのは久しぶりでしたが、やはり面白かったです。そうそうこの感じ。そのまま描写していて、あからさまだったり、こわかったりするところもあるんだけれど、おもしろ悲しいというか……。食事とか日常の暮らしを書いていて、親しみが持てるのですが、切り取り方、感じ方が独特。
 わたしはそうは考えないし、しないだろうけれど、生き方も含めて、なんかすごく魅力的。そういう人の作品が読んでいて引きつけられます。
 この本はもう読み終えました。夫にも薦めているんだけれど、なんか、おすまし系と勘違いしていて食指が動かないみたいです。一番最初の「枇杷」だけ読んでみてもらおうかな。百合子さんの夫の武田泰淳さんとの思い出が枇杷を介して綴られていて、しんみりします。



 用事が済んで、また電車に乗りました。定期テスト中の高校生と一緒になり、暑いのにセーターを断固として着ている皆さんを、若いってそういうことよねえと眺めていました。駅からは、ちょうどよいバスがなかったので、20分、先のバス停まで歩きました。50円分歩いて、汗まみれに。セーターの高校生ならこんなおばちゃんをどう思うでしょう。おばちゃんって、意味わかんなーい。
 途中、自然食品のお店に寄って、富山産ハトムギと胚芽パンを買いました。このお店には、駅からちょうどいいバスがないときにしか来られません。1.5斤で500円する体によいパン、こころして食べましょう。
このパン、いつも買ってる和菓子屋さんのおじちゃんに、自然食品のお店のこだわりの材料とレシピで焼いてもらっていると、前にブログで見ましたが、今もそうなのかな。いつものおじちゃんのパンとどう違うかな。


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