今日もいいお天気。朝、ふとんを一階の屋根の上に並べて、風が強いので、夫の四十年前の広辞苑と大辞林を重しがわりに置きました(虫干し虫干し)。2時半になったのでふとんを取り込んで、屋根の上から空を見上げたら、クルンクルンとなっている雲が気持ちよさそうに浮かんでいたので、写真を撮ってみましたよ。屋根の上で仁王立ちになって空を見上げているおばちゃん…ご近所で有名になっていたらどうしよう。
綿をちぎったみたい 雲にしっぽがあるねぇ
ずいぶん歩いていなくて筋肉がめっきり衰えているので、午前中、歩いて、センターの後期の講座の申し込みに行ってきました。ヨガと、それからフラダンス(!)。春からまったく身体を動かすことをしていなくて、やっぱり強制的に運動する時間を作らないといけないことがわかったので、申し込んだのです。ヨガは、いつもの先生でもう15年ぐらい続けているので問題なし。おそろしいのは初めて体験するフラダンスです。どうかしら…できるのかしら…自分でも、フラをしている姿を想像するとちょっと笑えるけれど、音楽に合わせて動くのは楽しそうです。
センターまでは、かつて山だったところを切り開いて作った道。ところどころ林のゾーンになっていて、歩いていると、野草やどんぐりを発見する楽しみがあります。
ハゼノキはいつも避けて通っていたけれど、紅葉しているとなんだかキレイ。夏に観に行った田中一村さんの絵にもあったような気がします。
夏みかんが、もうこんなに大きくなってる。
さて、先日の日曜日、夫と伊勢河崎の一箱古本市をのぞきに行ってきました。毎年、出店者として参加しているのですが、今年は、午前中夫の仕事があったので、それができませんでした。
勢田川の川べりで開かれています
着いたのは2時ごろ。古本市と一緒に河崎商人市も開かれていたので、先に手作り品や地域のお菓子屋さんのブースなどを見て歩きました。今までもお店が出ていたのですが、こんなにゆっくり奥の方までじっくり見たのは初めてです。去年までは、古本市でお店を出していたので、頭がパーッとなっていて、余裕がなかったのですね。
花野窯さんというブースで、白地に藍の線で草花を丁寧に描いた磁器が目に留まりました。百合を描いた小皿がかわいらしく、おまけにすごく安かった(ちょっと平らでなかったらしい)ので買うことにして、それを包んでいただいている間に、シロツメクサの豆皿をみつけて、それも買うことにしました。
普段何も意見を言わない夫が、いつになく怪訝な口調で「何のせる?」と言うので「シロツメクサだから…」と理由とは言えない理由を口をとがらせて言って、一瞬、険悪な雰囲気になりました。シロツメクサかもしれないけれどアカツメクサかもしれない。自分の中だけでなんとなく、アカツメクサがテーマになっていて、それで、欲しかったんだよなぁ。2つで500円ですよ…いいじゃない。でもお財布開けたら、空っぽ。全然お金を持たずに出て来たのです。それまでプンプンしていましたが、しょうがなく夫に借りて、無事小さなお皿を二枚手に入れたのでした。
いよいよ古本市の会場へ。お客の立場で行ってみて初めてわかったのですが、本を地面に並べて黙っていられては、なかなかしゃがみ込んでまで見る勇気と好奇心が湧きません。スーッと通り過ぎてしまいます。事前に予習して気になっていた鳥取からみえている方のブースが、こだわりの絵本を並べていて、かなり見たかったのですが、勇気が出なかった。残念。
夫は伊勢の詩人竹内浩三さんに特化した(?)したブースで、ファンの店主さんたちのプッシュもあり、竹内浩三さんの描いたまんがを本にしたものを買っていました。これはわたしから見てもいいお買い物だったと思います(上から目線)。
3時で終了なので、わたしたちもそろそろ河崎をあとにすることにしました。いいお天気の一日でしたが、秋の夕暮れ間近の空気になってきて、ちょっと悲しいようなさびしいような、祭りの後の雰囲気。
アオサギくーん
シロネコちゃーん
来年からはもう出店しないのかな。夫は、「これ」といった情熱をもってオススメするものを並べないとダメなことがわかったらしいです。今までは、自分たちがもういらないと思ったものを並べていたからね。わたしたちがいらないものは誰もいらないのです。主催者である河崎の古本屋さん「ぽらん」さんのお姿もみかけましたが、お声もかけずに帰ってきてしまった。夫婦で人見知り…何につけても、もっと内から湧いてくるエネルギーが必要だ。
綿をちぎったみたい 雲にしっぽがあるねぇ
ずいぶん歩いていなくて筋肉がめっきり衰えているので、午前中、歩いて、センターの後期の講座の申し込みに行ってきました。ヨガと、それからフラダンス(!)。春からまったく身体を動かすことをしていなくて、やっぱり強制的に運動する時間を作らないといけないことがわかったので、申し込んだのです。ヨガは、いつもの先生でもう15年ぐらい続けているので問題なし。おそろしいのは初めて体験するフラダンスです。どうかしら…できるのかしら…自分でも、フラをしている姿を想像するとちょっと笑えるけれど、音楽に合わせて動くのは楽しそうです。
センターまでは、かつて山だったところを切り開いて作った道。ところどころ林のゾーンになっていて、歩いていると、野草やどんぐりを発見する楽しみがあります。
ハゼノキはいつも避けて通っていたけれど、紅葉しているとなんだかキレイ。夏に観に行った田中一村さんの絵にもあったような気がします。
夏みかんが、もうこんなに大きくなってる。
さて、先日の日曜日、夫と伊勢河崎の一箱古本市をのぞきに行ってきました。毎年、出店者として参加しているのですが、今年は、午前中夫の仕事があったので、それができませんでした。
勢田川の川べりで開かれています
着いたのは2時ごろ。古本市と一緒に河崎商人市も開かれていたので、先に手作り品や地域のお菓子屋さんのブースなどを見て歩きました。今までもお店が出ていたのですが、こんなにゆっくり奥の方までじっくり見たのは初めてです。去年までは、古本市でお店を出していたので、頭がパーッとなっていて、余裕がなかったのですね。
花野窯さんというブースで、白地に藍の線で草花を丁寧に描いた磁器が目に留まりました。百合を描いた小皿がかわいらしく、おまけにすごく安かった(ちょっと平らでなかったらしい)ので買うことにして、それを包んでいただいている間に、シロツメクサの豆皿をみつけて、それも買うことにしました。
普段何も意見を言わない夫が、いつになく怪訝な口調で「何のせる?」と言うので「シロツメクサだから…」と理由とは言えない理由を口をとがらせて言って、一瞬、険悪な雰囲気になりました。シロツメクサかもしれないけれどアカツメクサかもしれない。自分の中だけでなんとなく、アカツメクサがテーマになっていて、それで、欲しかったんだよなぁ。2つで500円ですよ…いいじゃない。でもお財布開けたら、空っぽ。全然お金を持たずに出て来たのです。それまでプンプンしていましたが、しょうがなく夫に借りて、無事小さなお皿を二枚手に入れたのでした。
いよいよ古本市の会場へ。お客の立場で行ってみて初めてわかったのですが、本を地面に並べて黙っていられては、なかなかしゃがみ込んでまで見る勇気と好奇心が湧きません。スーッと通り過ぎてしまいます。事前に予習して気になっていた鳥取からみえている方のブースが、こだわりの絵本を並べていて、かなり見たかったのですが、勇気が出なかった。残念。
夫は伊勢の詩人竹内浩三さんに特化した(?)したブースで、ファンの店主さんたちのプッシュもあり、竹内浩三さんの描いたまんがを本にしたものを買っていました。これはわたしから見てもいいお買い物だったと思います(上から目線)。
3時で終了なので、わたしたちもそろそろ河崎をあとにすることにしました。いいお天気の一日でしたが、秋の夕暮れ間近の空気になってきて、ちょっと悲しいようなさびしいような、祭りの後の雰囲気。
アオサギくーん
シロネコちゃーん
来年からはもう出店しないのかな。夫は、「これ」といった情熱をもってオススメするものを並べないとダメなことがわかったらしいです。今までは、自分たちがもういらないと思ったものを並べていたからね。わたしたちがいらないものは誰もいらないのです。主催者である河崎の古本屋さん「ぽらん」さんのお姿もみかけましたが、お声もかけずに帰ってきてしまった。夫婦で人見知り…何につけても、もっと内から湧いてくるエネルギーが必要だ。