なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

六畳間という孤島に

2020-08-11 21:34:41 | 日記
暑い日が続きます。比較的涼しい午前中に、買い物や夕食の下準備などの用事を済ませてしまい、昼からはウチで唯一エアコンの付いている和室でゴロゴロする、というのが最近の生活パターンになっています。この連休も、一日の大半を家族みんなで六畳しかない和室にこもり、とても密な状態で過ごしました。この部屋にはテレビもないので、狐島に三人だけ、みたいな社会から切り離された三日間だったのです。

 朝顔 桔梗咲き かわいいけれどツルは伸びないの 残念

   パソコンしたりお昼寝したり、本を読んだり。先週からはそれに数独(息子とわたしだけ)が加わりました。もろに文系で数学的な思考が苦手なのに、時間をかけて辛抱強く1から9までの数字とにらめっこしているのです。わたしの脳内でなにか革新的な変化が起こるかしら。今のところ何もないけれど。



   まったく運動しないので、朝や夕方にはなるべく夫と散歩に出るようにしています。日曜日の朝6時過ぎ、いつもの田んぼが広がる場所へ散歩に行きました。老人保健施設の畑にヘチマの棚があって、大きな黄色い花がいくつも咲いていました。丸っこい蜂が一生懸命蜜を集めています。



   蜂たちのおかげで立派なヘチマが育ちつつあるようです。健やかな感じがしていいな。食べるわけでもなく(たぶん)、ただ大きな実が生って、もしかしたらタワシにしたりヘチマ水をとったりするかもしれないけれど、実際は、大きな実ができて「わぁ!すごい」と驚くために育てられているような気がします。だってヘチマってほがらかなキモチになるし、なんだか愉快。
   ここは小学校のすぐそばにある畑なので、子どもたちが通るたびに目に入るでしょう。暑さのなかヘトヘトになってたどり着いた学校のそばに、大きなヘチマがぶら下がっていたら、「わぁ」と驚いて、ちょっと元気になるような気がする。

 ポンコツデジカメでぼんやり
    
     この花はなんでしょう。夫はアサギマダラが好きなフジバカマだと言うのですが、ちょっと違うような気もします。


    稲刈りも始まりそう

   朝の散歩からの帰りがけ、もうすぐ家というあたりで朝日を浴びるツバメくんに出会いました。そろそろ旅に出るのかな。人間は今こんなだけれど、ツバメたちは、その翼でどこまでも遠くに飛んでいくことができて、とてもとても自由だねぇ。


   夕方は夕焼けを、夜は星空を眺めに散歩に出ています。昨夜は空気が澄んでいたのか、たくさんの星が見えました。
   東南の方に明るく輝く木星、それに並んで土星。ひしゃくのかたちの北斗七星。デネブ、ベガ、アルタイルで結ぶ夏の大三角。そのほかに名前を知らない(知ってる星が少ないだけだけれど)星々がキラキラしていました。テレビを見る時間が少なくなって、空を見上げる時間が多くなっているみたい。ますます孤島に暮らしている感じです。
   明日はペルセウス流星群が見えるらしいです。どこか山の上まで行ったら見えるかな。


   日曜日の夕焼け 本当は雲がもうすこし杏色

   明日からはすこし図書の壁面ディスプレイの構想を考え始めましょう。コスタリカの森がいいなと思っているのです。くちばしの大きなオオハシとかナマケモノとか、熱帯の植物とか。小学校の図書室が、今、三重の木材で壁を覆う「木質化」の工事中なのです。木の香りでいっぱいの図書室になるのだから森の雰囲気にしてみたい。どうなるかわからないけれど、動物たちから試しに描いてみようと思います。

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