あんずのお酒を仕込みました

じとじとでダレダレな日曜日。ウチの杉の床板が、湿気を吸って継ぎ目の隙間がなくなった。冬の乾燥した時期にたまったホコリを巻き込んだまま、びーっちり閉じている。一生懸命湿度の調整をしてくれているようで、なんだか申し訳ないな。

　この色は好き

　　先に咲いたオリエンタルハイブリッドと同じように、やっぱり百円の激安で買ったユリの球根。こちらは成長が遅かったのに立派な花が咲きました。素敵な色合いの大輪のユリで、いい匂いを玄関あたりに漂わせています。歳時記カレンダーに「百合化して蝶と為る」とありました。今年は蝶も百合も時期を同じくしてわたしの生活に登場してきたので、なるほど、とカレンダーの前で頷いているのです。

　　　　　　　　　　　ベニシジミはノコギリソウが好き

　　ダレダレですが、今日はこれだけはしないと…と決めていて、やっと杏酒を仕込むことができました。一年に一度だけ、長野のあんずを生協で注文することができるので、毎年逃さないようにしています。今年のあんずは色も香もいまひとつでしたが（今年は梅もダメだったらしい）、ホワイトリカー1・8ℓに氷砂糖1キロ、杏1・2キロをどーんと仕込んだら、それなりにひと仕事した気分。

　何年ものかわからなくなるので今年はシールを貼った

　　梅酒や梅干しを並べている棚がもういっぱいで、新しくビンを置く余地がないので、一昨年の梅酒のビンを使うことにしました。一昨年の梅酒は小さなビンに詰め替えて、梅の実は取り出します。この取り出した梅を心待ちにしている人が一人。夫は梅酒に漬けたあとの梅で作ったジャムが大好きなのです。料理はほとんどしませんが、ジャムだけは自分で土鍋で作っちゃいます。
　　固い梅から種をはずして（ここはわたしも手伝った）、土鍋で煮て不思議な色（くすんだオリーブ色）のジャムができあがりました。なかなかよくできたとのこと。ヨーグルトのおともができてよかったね。

　大雨のなかムクゲ咲く　年々花が大きくなる
　　
　　　昨日の土曜日は大阪のオカーサンに荷物を送りました。南瓜と妹のところから送られてきたジャガイモとメロン、あとはお菓子などいろいろ詰めて送りました。荷物を作って送るのって、なかなかエネルギーがいります。自粛生活しているうちに、誰かになにか働きかけようというエネルギーがなくなってきていたのかもしれません。イカンイカン、身体の代謝は落ちているけれど、キモチの代謝まで落とさないようにしないと。

　ダウカスダーラ　もやもやしていて雨にお似合い


　　　夕方、夫と一時間ほど散歩。体がとても重かった。ちょっと歩いただけなのに、アキレス腱のあたりが痛んで、運動不足を実感しました。ヤブカンゾウのオレンジ色、アザミの花、羊のくるくるした毛のような雲…。こどもの頃を思い出して、エノコログサの茎を抜いてやわらかいところを爪で押してみたりしました（ここをかじったような記憶があるんだけれど）。

　グレーがかって　さらに毛玉っぽい

　　　明日もたくさん雨が降るという予報。もうこれ以上どこにも被害が出ないように、梅雨の晴れ間の空の画像を載せておこう。