師走だからいそがしい？

　　　　　どんどん時間が過ぎていく。お店にはクリスマスの食品と共に、正月用の乾物が並び、すごく急かされている感じです。日に日に寒くなって、ストーブが、大活躍。夫は車のタイヤをスタッドレスに替えて、行き帰りの山道の凍結に備えました。

　　　　　隔週月曜日にあったヨガの教室がひとつなくなって、今日はなんとなく手持ちぶさたでした。それでは、とばかり年賀状用の木版を彫り始めました。目がウィークポイントなのに、細かいところも眼鏡をはずして棟方志功ばりに彫って、すごく疲れました。自己満足でしかないけれど、これをしないと年末の準備に取りかかれないのです。

去年はこんな感じ

　　　　　それから、先週、お習字で、隷書の条幅を書くという宿題を出されたので、今日と昨日と二枚ずつ書きました。当たり前だけど、先生のように上手く書けません。形は多少似せることができても、線の勢いとか払いとか、たっぷりした感じとか、お手本のようには全然できないのです。まだまだ基礎の段階なので当然と言えば当然。がんばりましょう。年賀状用に、隷書で「戌」の字を先生にお手本を書いていただいたので、これも練習しないといけません。家は散らかってよごれたまんまなのに、こんなことばかりしているな。

　あ、点々がない

　　　　　生協で注文したチューリップの球根50球を、やっと植えました。時期遅れで、特売になっていたものなので、もう芽が出かけていて、うまく咲くかどうかちょっと心配ですが、春までの楽しみとして植えました。庭にはなにも花が咲いていない冬、だんだんと芽が伸びていくのを見るだけでもなんか楽しい。

　ファースト　オキザリス

　ファースト　水仙

　　　　　妹から電話がありました。山形に住んでいる妹のオウチのボイラーが先日壊れたそうです。お風呂が使えないので、営んでいる木工所のすぐ近くの温泉に初めて行ったというお話でした。源泉かけ流しですごくいいお湯だったそう。温泉から出た後すぐに、電話をしてくれてすごく嬉しそうでした。それは良かったなと思ったんだけれど、なんだかかわいそうになりました。車で5分で行ける温泉に、今まで忙しすぎて行くことができなかったなんて。近くの温泉に入る時間の余裕もない日々の生活が、かわいそう過ぎます。仕事が忙しいのはしょうがないけれど、せめてホッとできる日が週に1日でもあったらいいのにな。妹の唯一の楽しみの羽生結弦くんが、このシーズンはけがでお休みなので、この冬は余計にハートが寒いようです。平昌オリンピック、羽生くんは復活するでしょうか。妹のためにも、けがから復帰してがんばって欲しい。

　プリペットに黒い実　鳥が食べにくる

　　　　　このシーズン、わたしが期待している宮原知子ちゃんは、グランプリファイナル、がんばりました。ジャンプの回転が足りなくてフリーはあまり点数が出なかったけれど、作品としてはすごく良かったと思います。30才のカロリーナコストナーも素敵だった。自分で自分の見せ方をよく知っていて、選曲も振付も彼女そのものです。真央ちゃんもカロリーナコストナーみたいな道があったんじゃないかなと思ってしまう。まわりが静かに見守ってあげたら、30才まで続けられたかも…なんて。