早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

病院内の状況

2024-01-02 16:49:10 | 日記

 大晦日、正月は病院内にいるものの中にも、渋くも上品に見えたり楚々と動作していたりといった様子が見える方もいたが、2日となるともう日常なのかね。人の行き来は相変わらず少ないが、廊下をカッポする音や、雑談だろうおばちゃんの声は大きくなった気がした。

 きょうのオレの検査は1回。肺の様子の変化を見たいということらしかったが、3日でどれくらい変わるのかね?

 少しでも権威のある医師たちは公務員ばりにキッチリお休みだ。その間に病気らしきのに気付いたヒトたちは大先生が揃って出てくるまでは、検査はまともな治療につながりようもない。何もほどこさなかったと同じということだ。ハンコがないからね。

 年末年始無休とかは、コンビニや一部スーパーにかぎられるのでは。


肺炎・いきなり入院

2024-01-02 13:52:49 | 日記

 入院初日。午前5時半くらいだろう。個室に通される。

 型通りの体温血圧、採血などをしているうちにちょっとこわもての白衣が入って来た。「口、開けて」数本の指を無遠慮に突っ込むと触診を始める。痛い。ものすごく痛い。「あー、これ貫通してるな。縫うぞ」。助手がキットの乗った皿を差し出す。釣り針みたいなのに、黒い縫い糸みたいなのを付けると、スイスイ縫っていく。この時点では麻酔がかかっているので、まったく痛くない。オレの方を見ると「もうすぐ終わりますからね。最後の一針です。終わりました。お元気で」。颯爽と部屋を出て行った。するとベテラン看護士が、「まだ検査がありますので、お待ち願えませんか。お脚は痛めなかったようなので、ちょっと管内見学でも」。

 こういう機会もないから行ってみるか。診察室は使っていないところをチラリ。病室に連れていかれる。通されたのは、ワンルーム。大卒のお兄ちゃんが最初に住むにはピッタリだろう。奥を見るとベッドは1つ。つまり個室だ。「今んとこ入れませんね。入るとしても大衆部屋にしてください」と、丁寧に言ったがキレイな温泉若女将みたいな看護師が答えた。「ここは症状に応じて部屋割りをしています。入ったばかりの患者さんは頻繁見回りが必要だし、予期せぬ事態もありえますから。もしあなたが入院しても、どこのへやになるかはわかりませんよ」。このときまだ8時前。初報が早かったせいか。病室に時計がないのを不思議に思った。

 ここから、試練の検査10番勝負。最初の審査室?に戻ると、CTやレントゲンの連打。エコーはなかったな10連線は大げさだが、8つ9つはしたはず。たびに、「口とアゴを見るためだよ」「心臓や胃を見ています」「ろっ骨の当たりです」「肺の状態を確かめています」

 まだ快活に答えていた。でもオレって転んでカオ打って、唇縫ってもらっただけだよな。なぜここまてやる?

 オレは医師だろう人物に聞いた。「実は、他の疾患より、君がまだ気づいていないだろう肺炎の疑いを持っている。最初の採血で気付き、いろいろ検査をした。今の機械はすごくてね、証拠となりそうなものもいくつか見つかりました。それなら早く見つけねばとね。それで検査を急いんだよ。この場から即入院してもらうことになります」

 

 


大晦日、霹靂の再入院

2024-01-02 13:39:35 | 日記
既報していたのに、なんの因果か、なぜかすぐに削除されていたオレの短い原稿。しかし、今更ながら、だが、往生際悪く改編して再掲する。お許し願いたい。
 
 週明けから高熱に悩まされていたが、けさは36.1だったので、ジョグならぬさんぼに出てみた。しかしオレは、よく知っているはずの道で不覚にもつまづいてしまった。顔面から崩落した現地は昭和のプロレスみたいに大流血に見舞われ、救急車の出番を待つことになった。 向かったのは、近くの公立病院。他に行く医院がなくて駆け込んでくるのが多いと思ったが、意外や、空いてた。何度も入院している現地もそんな経験はなった。
 
 そして肺炎と診断され、仰天した。そして入院することになった。タバコも吸わんし、咳や痰に悩まされたこともない。親族にすら喫煙者はいない。これから、医師との丁々発止のやりとりが、愉しみだ。