早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

おいしいごはん、食えた

2024-01-04 18:51:00 | 日記

 4時半起床。入院生活5日目。なんとなく過ごし、6時にまた寝る。7時に起きる。御用始めということで、年末年始にほとんど何も進められなかった、いはば留守居役はホッとして仕事を再開していたように感じた。そして、ようやくオレの担当医が決まる日でもある。

 オレが先生の沙汰を聞きたいのは、看護師のお陰で鼻酸素パイプは外したものの、残る足かせは、点滴(絶食療法)と心電図計。欲を言えば、行動域の拡大だ。

 上の2つは、早くも仲良くなった老看護師が、オレが早く取りたがっているのを知っていて「先生がまだしとけってさ」と言いに来て終わり。どんな先生だ。「何を浮ついとる。勾留期間はまだまだあるぞ」という、いさ締めか。

 しょんぼりしているところに担当になったT先生。前にも一言二言交わしたが、印象は良かった。「2回目ですよね。担当になりました。よろしくお願いします」「こちらこそ」「今日の血液検査はだいぶ良くなりました」「それは嬉しい。ありがとうございます」「で、いろいろ聞いていますご要望でが・・」看護師はおしゃべりだな。それか、雑談も申し送りとして記録するのは義務か?
「まず、お食事の件ですが、この夕方から食べましょう。毎食全部食べるということで、点滴の必要性がなくなるので、外しましょう」

 最も難しいと思っていた課題を同時クリア。続いて「その心電図も取っちゃいましょ」スゴイ大盤振る舞いだ。

 そして、行動域については「一度歩いてみてくだい。その報告で判断しす」。立ち話の挨拶だし、もう帰るかな、と思っていたら、「ところで、いつまでに帰りたいですか?」と、来た。面食らったが、「なる早で・・」
とだけ答えた。「土曜の検査の結果次第ですがね。考えましょう」。笑顔で帰って行った 

 5日ぶりに食べたごはんは、涙が出るほど美味しかった。


雲の編隊飛行

2024-01-04 09:20:49 | 日記

 入院生活は、人生上、少しは慣れたかと思っていたが、実際、入ってみると、やはりつまらんな。

 アタマに残っているのは、寝心地のいいベッドと枕、自分専用テレビ、可愛くて優しいナースたち・・・なんだが、実態を見ると、3日でイヤになるね。今回オレは5日目突入。トットとおウチに帰りたい。

 そんなだから、できることも限られてくる。特に今回はベッド拘禁タイプだ。テレビは有料だし、年始特番をまだやってるだろうから、見ない。気が向いたら新聞でも買ってきてもらって読むか。あとは考えることを考える考え事と窓の外を見るくらい。雲好きのオレとすれば、娯楽になる。きょうは、小型雲が編隊飛行しているように見えたな。