早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

豪華天丼と厚切りとんかつ

2024-01-10 19:55:35 | 日記

 夜ご飯を病院で食べるのもきょうが最後。日テレ「ニュースエブリ」の特集コーナーを見ながらいただいた(ここは病室食)。

 お題は五街道のグルメ。まずは中田あすみさんが甲州街道・府中宿の豪華な天丼を紹介。ユニークな名前の由来は長くなるので省略。

 しきりに「天つゆがおいしい」ことを強調していた。

 続いては、尾花貴絵さんが日光街道・千住宿の厚切りとんかつを堪能。230グラムのひれ肉を「やわらか~い」とほおばっていた。

 日替わりランチは814円だって。昔の旅人にとっても、それぞれの宿場町の名物ご飯は旅の大きなお楽しみだったんだろうね。


スカイツリー、見えた

2024-01-10 15:05:13 | 日記

 この病室は”魔の三角地帯”があると、前に書いた。結果的に窓も一面だけを向いているのではなく、違う角度も見られる。三角の隅に寄って視点を変えると、なんと東京スカイツリーが見えた。

 

 ずいぶん背が高いらしいけど、オレは好きではない。半分くらい建ったころになんかの都合ですぐ近くの橋の辺りまで行ったが、それきり観光はもちろん、そばを通りかかる機会もない。見るとしても、この程度に写真を撮ればボケる程度の位置から偶然に、と言う感じ。

 風情がないよね。東京タワーはスカイツリーよりずいぶん背が低いが、情緒があるデザイン、というか、建築物に見える。何かの仕事をするためにノッポさんなんだろうけど、なんかの会合で、地元の観光関係者の人と話すと「地元は儲かりなんかしないよ。結局、東武鉄道で来て、スカイツリーで観光してまた東武で帰るだけだから、地元が潤ったとか、聞いたことがない。東武の観光物資みたいなもんだよ」って言ってた。

 この写真、なんか、廃タイヤのの山の中からニョッキリ突き出しているように見えるんだが。オレの撮り方が悪いんだろう。


病棟はナゾがいっぱい

2024-01-10 09:46:55 | 日記

  病棟内に小さめな4人掛けテーブルが6つくらいと自販機が置いてあるスペースがある。スタッフは「サロン」と呼んでいるが、ほとんどの患者が「転ぶと危ないから部屋から出るな」ベースなので、患者同士が集っているところを見たことはない。このスペースの隅っこに身長・体重計があるんだが、これがいくつもあるナゾのひとつだ。

 よくあるものと思うが、体重だけでなく、身長も計ってくれる。オレは部屋は出れるが、フロア以外は外出禁止なので、ロの字型の廊下を徘徊するくらいしか運動する機会がないのだが、その途中にあるサロンで毎日のように、時には一日数回この機械に乗っている。

 しかし、ナゾなのは、その数値のバラツキだ。服装はいつも同じ、財布やスマホは持ち歩かない。それでも体重は63キロから65キロ超までバラつく。食事後とか関係あるのかなと思い、まず起床後、朝食前に計るようにしてみた。それでも、さっきのように一定しない。増える傾向にあるとか、日々減っているとかではなく、円相場かなんかみたいにジグザグ。家ではタニタの普及品を使っていたが、68、9でだいたい安定していた気がする。

 そして身長部門。計るために頭に当たるまで降りてくる棒というか板がヘソを曲げて降りてこないことがある。

 1回、偶然通りかかったナースの前で身長が計れないところを見てもらった。「あら、業者さんに連絡しとくわ」と言って立ち去ったが、その後も身長計君の気まぐれは変わっていない。

 どうしたもんかね。


吉宗、美人さんには弱い?

2024-01-10 06:04:25 | 日記

  入院11日目。あす退院だ。ここでベッド柵に枕を置いて寄り掛かり「暴れん坊将軍」を見るのもあと2回だな。

 吉宗は大大名の悪事を暴くことから町民の暮らしを助けることまで、活動域が広い。けさは働き口のない浪人たちの味方になった。泰平な日々の続く吉宗の時代には、各大名とも兵隊となる武士をたくさん抱える必要がなくなり、失業する武士(浪人)が増えていた。そこに目を付けて一儲けしようとした悪党旗本は表向き油問屋の近江屋と手を組み、浪人たちに士官(武士としての就職)の口を世話する代わりに大金を要求していた。浪人は近江屋に飛び込んでカネを借りるが、もともと士官の口などない特殊詐欺みたいなものだから、当然借金は返せず、近江屋の命ずるままに強盗を繰り返してカネを返させる。儲けは当然、悪旗本の手にも。

 その”うまい話”に乗りそうになっている若い浪人と何とか悪事から手を引かせようとする許嫁・お篠(伊藤美由紀)と知り合った吉宗は彼らを助けようとさらに近づく。それにしても、吉宗は酒が好きだ。

 そして美しいお篠の相談相手にもなる。

 ホント、おせっかいな将軍様だな。そして”濡れ手に粟”をむさぼっていた旗本とさらに裏にいた越前の小藩の大名を成敗して、浪人たちが悪道に染まる仕組みをぶち壊した。

 この美人のお篠を演じた伊藤さん、朝の連ドラにレギュラー出演したり、ほかの時代劇では御庭番(密偵)を演じたりしてたんだって。「暴れん坊将軍」にもまだまだ出るみたいだから、期待しよう。