女子のスキージャンプ。世間的にはどれだけの関心を持たれているかわからないが、元は脇役だった選手がこのところ頑張っている。
伊藤有希選手(29)だ。日本で行われたワールドカップ(W杯、シーズン中各国を転戦する)で、札幌・大倉山で今季2勝目、通算9勝目を挙げると、蔵王では2位、きのうの団体では4位と健闘した。
(蔵王で2位になったジャンプ。読売新聞より)
これまでは、2歳年下で、男女通じてW杯最多の63勝を挙げている高梨沙羅選手の脇役的存在だったが、高梨選手がルール変更に戸惑っているのか、調子が出ない中で、日本のエースとなっている。師匠は、所属チームの監督で51歳にしてまだ現役を貫く葛西紀明選手。遅咲きのエースでもいい。これからも頑張ってほしい。