まずは昨日の夕暮れの湘南
飛行機雲と薄く広がる雲がオレンジ色に染まる、優しい夕焼け。
毎日がスペシャル。
本当に贅沢な一日の終わりです。
こんな幸せでいいのだろうかと、つる姫はその都度謙虚に考えます。
ありがたい、おかげさま、その気持ちを絶対に忘れてはいけないと。
今日は、私が若い頃、お友達から言われた事を書こうと思います。
自分で言うのもあれですが、私は若い頃は、美人ではありませんが、かわいいと言われて、ぶっちゃけ、かなりもてました。
自慢話でも過去の栄光でもないので、読み進めてください(笑)
しかし、私自身は、コンプレックスの塊。
好きな人がいても、相手が来てくれるのを待つ方でした。
服装も地味というか、ださい方だったと思います。
今と変わりなく、余計な取り越し苦労や、悩みをいつも抱えて、その時その瞬間をおもいっきり楽しむことが、なかったようにも思います。
それは、今のような謙虚さというようなものではなかったと思います。
あるとき、友達から言われました。
「そんなにかわいいんだから、もっと自分の可愛らしさを武器にしたらいいのに」と。
私には、自分の可愛らしさを武器にできるほどの、自信はありませんでした。
自分のこと云々よりも、相手に対して求めるものが多過ぎたのだろうとも思います。
その友達は、初めて付き合った男性と、あっという間に結婚しました。
一枚のカードをひいて、運命が決まる事を受け入れた素直な彼女が、とてもうらやましく思えたのを、覚えています。
あれから何十年経っても、私は、自信を持つ、ということができていないのです。
謙虚と、自信がないのとは違うんです。
武器を持つより、鎧を纏う人間です。
このままの私で死ぬでしょう。
人間はそう簡単に変わるものではありません。
私はずーっと、白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるのを待っているような女の子でした。
実は今でも、待っています(轟爆)
武器を持っているのは王子様で、それは私を守るためのもの。
いずれにしてももはや、武器にできるような若さもかわいらしさもありません。
だからせめて、重たい鎧を脱ぎ捨てようと、だからここにいます。
王子様じゃなくて、仏様のお迎えが来るまでに^^
そんなことを想う美しい日没なのでありました。
この美しい夕暮れをみに、近隣の方達がやってきます。
女子のお一人様もいますが、そこそこ人がいるので、安心でしょう。
写真にうつりこむ人影が、逆によい味を出してくれる、海の夕暮れです。
今日も笑顔で過ごせますように
感謝をこめて
つる姫