☆つる姫の星の燈火☆

#31 龍にまつわる寺社巡り2024第3弾~阿佐ヶ谷馬橋神社と高円寺の高円寺~

昨日は、お天気がよくて体調も悪くはなく、わが青春の思い出の町、高円寺辺りをうろつきました。

都内に三か所あるという双龍鳥居、一つは先日の品川神社でしたが、残り二つは阿佐ヶ谷と高円寺にあるようでしたので、行ってみることにしたのです。

新宿で電車を乗り換え、中央線に乗ろうかなと思ったのですが、滅多にこっち方面には来ないので、懐かしの駅名をたどろうと思い、あえて各駅の総武線に乗りました。

さて、次は大久保だっけ、新大久保だっけと、いまだに覚えきらん私でしたが、なんと電車が停まったのは代々木。

逆方向に乗ってしまったのですなあ。ずっこけ一人旅ふっか~つ!

こそこそと電車を降り、階段降りてまた上り、中野方面に乗り換える、お上りさんつる姫。

しかも、その電車は中野行き。高円寺まで行かんやつ。

しかし、中野のホームで電車を待つ時間、バブルの時に働いていた会社のあったビルが、めちゃくちゃ大きなビルに建て替えられたのを見て、時の流れを感じました。

確か4.5階建てくらいのビルで、二階が会社。一階か地下?にお蕎麦屋さんや喫茶店みたいのがあった記憶。

あの頃とは全く違う顔、あまりの変貌ですが、どうやらまだまだ開発が進んでいるみたいです。

古きよき中野は消滅します。

右奥に、やらとの羊羹の紙袋をぶら下げて行った信用金庫が見える。

ホームに入ってきた三鷹行きの電車に乗って、次の高円寺で下車。

こんな柱はなかったぞ。

まずは、ガード下を阿佐ヶ谷方面に歩いて、阿佐ヶ谷馬橋稲荷神社を目指しました。

ちょっと迷いそうでしたが、ありましたありました。

奥に双龍鳥居が見えます。

品川神社と同じように、向かって左の昇り龍のお顔がわかりづらい。

パワーをいただくためでしょう、鳥居をなでなでする人が何人かおられましたが、私は触れることはなかったです。

こういう、沢山の人が触るところは、いろんなもの(邪気とか悪い因縁)を持った人も触っているので、あまり触らないほうがいいと、有名な神宮の方に聞いたことがあって、その印象が強いこともあります。

まあ、人それぞれ、考えようです。

参道の左端を歩いて奥に進み

おててを清めて

ぶら下がる大きな鈴は「開運鈴」だそうで、鳴らせる鈴としては都内最大とのことです。

紅梅が満開でした。

美しいですね。

隣には厳島神社、水神社のお社がありましたが、往時、桃園川の水源となる湧水に祀られていたそうです。

参拝して、気分爽快。

ああそうかい。

 

さて、高円寺駅方面に戻り、お寺の方の高円寺を目指します。

ガード下には、元気ならば夜にそぞろ歩きたいような飲み屋さんがずらり。

何やら怪しげな?貼り紙にリリーズの文字も見えますが、なんなん。

そういえば、あの頃の高円寺って、小さなライブハウスみたいのがいっぱいあって、変なファッションのミュージシャンをよく見かけたものです。モヒカンの人がいたのをいまだに忘れられない。

彼もおじいちゃんになっていることでしょう。生きておられれば。

駅を通り過ぎ、高円寺を目指しましたが、途中に氷川神社がありました。

なんでも、気象神社があるとか書かれてます。

綺麗な手水。

本殿の左に、日本唯一の気象神社。

1944(昭和19)年4月。大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区馬橋地区)の構内に造営されたのが始まりの「気象神社」は、戦後の神道指令で撤去される予定でしたが、「高円寺氷川神社」の当時の宮司が「撤去するのはもったいない」と神社の受け入れを決め、1948(昭和23)年にここ高円寺へとやってきました。
 
だそうです。先ほど訪れた、馬橋稲荷の馬橋と奇しくも同じ名前の場所から来たみたいですが、関連はないみたい。
 
 
テルテル坊主たちに願い事が。
 
下駄を放って天気を占う?
 
洒落ですねえ。下駄の絵馬もかわいいです。
 
思わぬ面白い神社に出会い、この後、記憶をたどって高円寺に向かいましたが、なんせ若い頃は寺なんかに興味がなかった。
 
あ、ありました。
 
 
遠い遠い記憶では、もっと大きな山門があったように思っていましたが、こじんまりしたお寺でした。
 
山門の階段は柵が置いてあり、わき道から入りましたが
 
 
 
しかも、本堂は閉まってて、ご本尊様も見れない状態。
 
何かあったのか?
 
しかしまあ、目的はこの敷地内にあるという双龍鳥居。
 
本堂の脇にありました。
 
 
品川と馬橋に比べて小ぶりの鳥居ですが、龍のインパクトは十分。
 
どうも、訪れる時間のせいでしょうか、三つの門のいずれも、右側の降り龍の方が見えやすい光りの当たり加減。
 
龍神パワーをいただき、駅に戻りました。
 
そういえば、冬場はホームから富士山が見えていたのを思い出して、ホームの端に足を進め、富士山のある方角を見ると、
 
 
あ!見えた♪
 
ちょうど、テアトルなんちゃらの矢印みたいに見えるロゴの上に、みえる?
 
あんなに大きく見えたっけ。
 
同じ富士山、あの頃どんな思いで見たんだろう。
 
数十年、年を重ねた私の前を通り過ぎる一陣の風。
 
ホームに立つ私が、一瞬タイムスリップしたような気がしました。
 
季節が進んだような風が、あのころの夢と一緒に遠ざかって行きました。
 
もうちょっと思い出をたどりたい気持ちもあったけど、この日は龍巡りで終了。
 
戻りたいとは決して思わない。今があるのはあの日があったから。
 
前を向いて行こう。
 
昇り龍じゃなくて、お上り鶴の小さな旅、帰りの買い物も入れて、11000歩ほどでおしまい。
 
暖かい日で、セーターとパーカーでも汗ばみました。
 
帰宅してから、プシュでしたあ♪
 
いい日だった、めでたし。
 
 
長くなってすいません。今日の言葉はお休みします。
結構大変なのよ、いいの探すの。
 
 
ご訪問いただきありがとうございます。
 
感謝をこめて
 
つる姫
 
 

私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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