さて、夜中の喧騒で睡眠不足のつる姫でしたが
まだ暗いうちから目が覚めて、ホテルの窓のカーテンを開けてみました。
どこかのビルの電光掲示板には「-1℃」と表示されています。
まあ、こんなもんでしょう
と思いながら、ふと暗い空に目をやると
朝が始まるのでしょう、遠くの山の線が見えてきました。
上り来る太陽にせかされるように、東の方の空から
早起きのカラスたちが、次から次へと西の方へ渡っていきます。
その数は、何十ではなく、何百かと思われるほどでした。
つる姫が幼少の頃、カラスは山に住む鳥でした。
早朝に、山から山に渡っていき、
日没の頃にまた塒に戻るカラスの群れを見あげて
あたし達も家にかえろう、と思ったものです。
今、カラスはゴミ荒らしの嫌われ者。
それは、人間のせい。
などと朝からおもいつつ、日の出を待つ事にしました。
いつもはバタバタしている時間だ・・
刻一刻と色を変えて行く空と山々
あ・・・・UFO!
USO 爆
まだ、お日様は出ないな。。
つる姫は、この時カフェにコーヒーをもらいに走りました。
さあ…いよいよお日様が
でました
思わず合掌するつる姫
そして、朝日にラテで乾杯♪
一生懸命磨いた窓ガラス
再びつる姫参上
何と贅沢な朝でしょう
朝ごはんをかるく食べて、チェックアウトし
ホテルに近い兼六園に歩いて行きます。
マイナス1℃、風はキーンと冷たいですが、何故か心地よい寒さです。
旅をしている時は、どんな事も新鮮に感じるものかもしれません。
パンフレットには、兼六園は8時開園と書いてありましたが
6時から7時45分までは、無料で開放されていると
行ってから知りました。
まあ今朝の場合、6時はまだ真っ暗。
雪の兼六園を期待していましたが
雪はほとんどない!
梅もまだまだ
日本最古の噴水、と書いてある
ふ~~ん・・スイッ
薄氷の湖 笑
赤い実がなって
雪はなかったけど
霜のついた小さな葉っぱに魅せられました。
少し残った雪の中から顔を出した笹
笹では、釘は打てないと思う。
さて、
今日は能登半島まで行くつもりですが
公共交通機関で行くにはかなり時間がかかります。
とりあえず、JRで羽咋駅(はくい)と言うところまで行き、そこからバスに乗って
能登金剛の厳門と言うところまで行ってみる事にしました。
バスの案内所のおばさんに、いやご婦人に
「あの辺までバスで行く人はほとんどいない」と言われましたが
そんなの関係ない。
行くと言ったらいくんじゃ。
が、この強気な姿勢が
とんでもない目に遭う事になろうとは。。
さて、つる姫の運命やいかに 笑
つづく
素敵な1日をお過ごしください。
感謝をこめて つる姫