一昨日「ダヴィンチ・コード」のDVD買ってきたことを報告させていただきましたが、でかいです箱
邪魔だなぁコレ
実は買うつもりなかったんですが、
高い方だけにしか追加映像入っていないなんて酷いです
このDVDもですが、年末に向け様々な商品が発売ラッシュとなっております
新しいパソコンとか、デジカメとか欲しいから、散財は控えめとしていたのですが、
なんだかお金は貯まりそうにないです
さて、本日は滞っていた映画の記事です。
「クラッシュ」
(監督:ポール・ハギス、出演:サンドラ・ブロック、ドン・チャーチル、マット・ディロン、2004アメリカ)
TSUTAYAさんで「サウンド・オブ・サンダー」と一緒にレンタル。
10/28の午後に鑑賞。
ストーリー
黒人刑事とその恋人、ペルシャ人の雑貨店経営者、白人に敵意を抱く不良黒人青年たち、地方検事とその妻、差別主義者の警官と相棒、裕福な黒人夫妻…彼らの人生は複雑に絡み合っていく。
詳しく書くと結構長くなりそうなので、詳しくはぜひ…http://www.crash-movie.jp/で
ピロEK的感想&点数
このアカデミー作品賞受賞作品、基本的には面白い作品です
もしも、これから観る映画選定用として、映画系のブログを利用されている方がいたら、私からはオススメ作品
アメリカ社会の人種差別や偏見がテーマと思しきこの作品。
「多民族国家の人種差別・偏見の実態を凝縮したもの」と位置付けて鑑賞するのは、イイと思います。
色々考えさせられるしね。
ただ、啓発的なもの(?)として受け取っちゃうと…
…で、真に受けて、仮に登場人物たちみたいな環境下で、登場人物(の中の良い人)たちと同じセンスで生きようとする人が、出てきたと仮定した場合…
命がいくらあっても足らないんじゃないかなぁ
TV制作に携わってる黒人男性(テレンス・ハワード)なんか、
私の計算では4回ぐらい死んじゃってます
…啓発的には受け取らず、そういった背景の中でのドラマと割り切って鑑賞が正解かも…と思ったりもして
さて、内容についてチョイ触れますと、
差別主義者の警官(マット・ディロン)のエピソード
彼はキレてますなぁ。
この映画の登場人物全体に言えることですが、自分の不遇の責任は他人にあると思っていて、更にはその矛先を限定しないと気がすまない。さらに矛先は向けやすいところに(で、それがこの人の場合、人種差別)。
この警官はその最たるセンスの持ち主。…こういう人、別に特殊じゃないんでしょうねぇ、多分。
彼はキレてますが…
それよりも…
…被害者だから責めづらいけど、黒人夫婦(テレンス・ハワード、サンディ・ニュートン)の方がキレるような気が…。
私の場合、ああいった被差別側に立つ機会というのは少ないですから、彼らの立場を理解してのコメントは困難ですが、
夫婦ともに情緒が不安定気味で、それが原因で二人とも死にかけるし
気持ちが負に高ぶったときこそ深呼吸して、安全運転しましょう
鍵屋(マイケル・ペニャ)のエピソード
子供が絡むことで、私には気になるエピソードな訳ですが、
妖精からもらった透明のマント…
「この透明のマントは、何も通さない。銃弾も」って、
幼い娘を安心させるためとはいえ、そんなウソついて、真に受けたら…って心配してたら、
案の定!!!><
いや~ん…って、思ったけど、
ふ~
まぁ、安心したけど、涙を返せ。
…伏線に対するベタなオチでした。
ペルシャ人のオジサン(ショーン・トーブ)は「天使だ」とか…
そんな戯言はイイから、普通に自分の性格を反省してください
度々強盗にあってるという事で、人間不信なのは判ったけど、じゃあ自分でカギ修理すればいいじゃん
このオジサンは人種偏見以前の問題だと思いました。民族間の差別が消えた世界でも、このオジサンの問題は残ると思いますよ
残りは面倒だから書いていきませんが(飽きた)、
登場人物のみなさん、各々偏見を少しづつは払拭して、
少しは分かり合って(それは別の方向の思い込みじゃないなんて思う部分は多々ありましたが)
少しは成長していくんですが、
数人だけ、あんまり良い結果にならなかったですなぁ
ここまで散々奇跡みたいななんかイイ感じのオチみせておいて、
とある事件に関わるひとたちだけ、急に不幸
全てがハッピーエンドのドラマじゃなくて、う~ん…
まぁ、面白いんですけどね
ということで点数は4点(5点満点中)。
差別がテーマだったりすると、
構えて観なくちゃなんて思って、避けてる方もいるでしょうが、
普通に群像劇として面白いですよ
登場人物たちの絡み方・相関図を単純に楽しめると思われます。
補足・蛇足
ラストシーンの主要な登場人物たちとは関係無い“クラッシュ”
あそこからパート2に続くの
なんて勘ぐってみたりして…それにしてはあの現場は知らない役者さんばっかりだったから、そんなことはないでしょうけどね。
ということで、今日はこんな感じ。
ではまた後日
★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★
邪魔だなぁコレ
実は買うつもりなかったんですが、
高い方だけにしか追加映像入っていないなんて酷いです
このDVDもですが、年末に向け様々な商品が発売ラッシュとなっております
新しいパソコンとか、デジカメとか欲しいから、散財は控えめとしていたのですが、
なんだかお金は貯まりそうにないです
さて、本日は滞っていた映画の記事です。
「クラッシュ」
(監督:ポール・ハギス、出演:サンドラ・ブロック、ドン・チャーチル、マット・ディロン、2004アメリカ)
TSUTAYAさんで「サウンド・オブ・サンダー」と一緒にレンタル。
10/28の午後に鑑賞。
ストーリー
黒人刑事とその恋人、ペルシャ人の雑貨店経営者、白人に敵意を抱く不良黒人青年たち、地方検事とその妻、差別主義者の警官と相棒、裕福な黒人夫妻…彼らの人生は複雑に絡み合っていく。
詳しく書くと結構長くなりそうなので、詳しくはぜひ…http://www.crash-movie.jp/で
ピロEK的感想&点数
このアカデミー作品賞受賞作品、基本的には面白い作品です
もしも、これから観る映画選定用として、映画系のブログを利用されている方がいたら、私からはオススメ作品
アメリカ社会の人種差別や偏見がテーマと思しきこの作品。
「多民族国家の人種差別・偏見の実態を凝縮したもの」と位置付けて鑑賞するのは、イイと思います。
色々考えさせられるしね。
ただ、啓発的なもの(?)として受け取っちゃうと…
…で、真に受けて、仮に登場人物たちみたいな環境下で、登場人物(の中の良い人)たちと同じセンスで生きようとする人が、出てきたと仮定した場合…
命がいくらあっても足らないんじゃないかなぁ
TV制作に携わってる黒人男性(テレンス・ハワード)なんか、
私の計算では4回ぐらい死んじゃってます
…啓発的には受け取らず、そういった背景の中でのドラマと割り切って鑑賞が正解かも…と思ったりもして
さて、内容についてチョイ触れますと、
差別主義者の警官(マット・ディロン)のエピソード
彼はキレてますなぁ。
この映画の登場人物全体に言えることですが、自分の不遇の責任は他人にあると思っていて、更にはその矛先を限定しないと気がすまない。さらに矛先は向けやすいところに(で、それがこの人の場合、人種差別)。
この警官はその最たるセンスの持ち主。…こういう人、別に特殊じゃないんでしょうねぇ、多分。
彼はキレてますが…
それよりも…
…被害者だから責めづらいけど、黒人夫婦(テレンス・ハワード、サンディ・ニュートン)の方がキレるような気が…。
私の場合、ああいった被差別側に立つ機会というのは少ないですから、彼らの立場を理解してのコメントは困難ですが、
夫婦ともに情緒が不安定気味で、それが原因で二人とも死にかけるし
気持ちが負に高ぶったときこそ深呼吸して、安全運転しましょう
鍵屋(マイケル・ペニャ)のエピソード
子供が絡むことで、私には気になるエピソードな訳ですが、
妖精からもらった透明のマント…
「この透明のマントは、何も通さない。銃弾も」って、
幼い娘を安心させるためとはいえ、そんなウソついて、真に受けたら…って心配してたら、
案の定!!!><
いや~ん…って、思ったけど、
ふ~
まぁ、安心したけど、涙を返せ。
…伏線に対するベタなオチでした。
ペルシャ人のオジサン(ショーン・トーブ)は「天使だ」とか…
そんな戯言はイイから、普通に自分の性格を反省してください
度々強盗にあってるという事で、人間不信なのは判ったけど、じゃあ自分でカギ修理すればいいじゃん
このオジサンは人種偏見以前の問題だと思いました。民族間の差別が消えた世界でも、このオジサンの問題は残ると思いますよ
残りは面倒だから書いていきませんが(飽きた)、
登場人物のみなさん、各々偏見を少しづつは払拭して、
少しは分かり合って(それは別の方向の思い込みじゃないなんて思う部分は多々ありましたが)
少しは成長していくんですが、
数人だけ、あんまり良い結果にならなかったですなぁ
ここまで散々奇跡みたいななんかイイ感じのオチみせておいて、
とある事件に関わるひとたちだけ、急に不幸
全てがハッピーエンドのドラマじゃなくて、う~ん…
まぁ、面白いんですけどね
ということで点数は4点(5点満点中)。
差別がテーマだったりすると、
構えて観なくちゃなんて思って、避けてる方もいるでしょうが、
普通に群像劇として面白いですよ
登場人物たちの絡み方・相関図を単純に楽しめると思われます。
補足・蛇足
ラストシーンの主要な登場人物たちとは関係無い“クラッシュ”
あそこからパート2に続くの
なんて勘ぐってみたりして…それにしてはあの現場は知らない役者さんばっかりだったから、そんなことはないでしょうけどね。
ということで、今日はこんな感じ。
ではまた後日
★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★
>散財は控えめとしていたのですが、なんだかお金は貯まりそうにないです
長期計画が“超長期計画”になりそうな勢いですな(笑)。
>黒人夫婦(テレンス・ハワード、サンディ・ニュートン)の方がキレるような気が…
カゴメが旦那なら、警官に食って掛かる女房を張り倒してますね。
ありゃあ、思慮が足りなさ過ぎる(起こるのは無理からぬが)。
下手すると撃ち殺されてますよね(苦笑)。
ハギスさんは脚本家としての名声の方が高いですが、
例の「父親たちの星条旗」(イーストウッド監督)はかなり評判が高いですね。
これまた楽しみであります♪
mixiではありがとうございましたw
これは色々と面白く見れました。
登場人物は多くてこんがらがってるけれど、混乱することもなく。
ペルシャ人のおじさんは私もどうかと(^^;
性格がもうひんまがってますもんw
それも長年の差別からくるもんでしょうけど。。。
いつもコメントありがとうございます
>長期計画が“超長期計画”になりそうな勢いですな(笑)。
最近は結構、オタクアイテムとかDVDとか買っちゃいます。
しばらくは控えめにしてたんですけどねぇ
…まぁ、私は現代の日本人の基準で言えば、オタクではない気もするのですが(勝手な自己評価)、
客観的な脱オタまでの道のりは遠い感じです
>下手すると撃ち殺されてますよね(苦笑)。
ですよねぇ。
あの場面に関わらず、あの夫婦は、私の計算では各々何回か死んでます。
>「父親たちの星条旗」(イーストウッド監督)はかなり評判が高いですね。
>これまた楽しみであります♪
私も楽しみです。
その前に「ミリオンダラー・ベイビー」も観ていなかったりしますが…
では、また来てくださいね。
★PINOKIOさんへ★
いつもコメントありがとうございます
こちらこそ、mixiでは、私に紹介文までいただき感謝です。
>登場人物は多くてこんがらがってるけれど、混乱することもなく。
ですね。登場人物が多い割には、個性のある顔立ちの俳優さんが多かったからなのか、脚本が良いのか、わかりやすい話でしたね。
>ペルシャ人のおじさんは私もどうかと(^^;
>性格がもうひんまがってますもんw
>それも長年の差別からくるもんでしょうけど。。。
差別からくるんだろうけど、
そういうときこそ、冷静に社会に対応しないとねぇ…
命の危険に晒されたことも、警察にまじめに取り合ってもらえなかった事とかもあるんでしょうけど…
…にしても、自分の勝手な想像で人を撃ちにまで行くのは、やはり性格が曲がりすぎだと思いますよねぇ。
では、またきてくださいね。
どーも差別を扱った作品を観ると猛烈に気分が悪くなのるで、この作品もあまり好きなタイプではないのですが・・・
やっぱり出来は良かったですよね~!
ポール・ハギス、只者じゃないです^^
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
えーと、あんまり覚えていないけど、そんなラストあったけ?
黒人刑事の結局、弟が(警察官に)殺されて、靴が残って・・・。
つまり、頭のシーンとラストのシーンが、結局、円を描いているんじゃなかったっけ?
ダ・ヴィンチコードのDVD買われたんですね。ここで明かされる謎があると宣伝にあったので気にはなっていたんですが…。また感想書かれるの楽しみにしていますねー!
私はもともと群像劇が大好きなので、そこに時系列の変化などを入れられるとそれだけでポイント高くなってしまいます。
ハッピーに終わらない人がいたことが却ってリアルでしたよね。
後味はあまり良くなりませんが・・。
いつもコメントありがとうございます
>どーも差別を扱った作品を観ると猛烈に気分が悪くなのるで、この作品もあまり好きなタイプではないのですが・・・
>やっぱり出来は良かったですよね~!
テーマは差別みたいなんで、聞いただけでは重い映画かと私も思っていたのですが、鑑賞しやすい良い映画だったというのが私の感想です。意外に気楽に観られたというか…
では、またきてきださいね。
★kimion20002000さんへ★
いつもコメントありがとうございます
>えーと、あんまり覚えていないけど、そんなラストあったけ?
>黒人刑事の結局、弟が(警察官に)殺されて、靴が残って・・・。
>つまり、頭のシーンとラストのシーンが、結局、円を描いているんじゃなかったっけ?
ラストシーンじゃなかったかも??
鑑賞から時間経過があるので、記憶は定かじゃありませんが、最後のほうで道で車がオカマほられて、運転手同士で口論になってフェードアウトしていくシーンがありましたよ。
では、またきてきださいね。
★マメマメコさんへ★
コメントありがとうございます
>TBありがとうございますー。バラバラのピースが最終的に一つの絵を描くような
>ジグゾーパズルのような作りがとても面白い映画だったと思います。
時間軸や空間がずれているのに、いつか物語が混じりあっていく…。
それが上手く行ってる作品というのは、それだけで面白いですよね。私も結構好きです。
>ダ・ヴィンチコードのDVD買われたんですね。ここで明かされる謎があると宣伝にあったので気にはなっていたんですが…。
>また感想書かれるの楽しみにしていますねー!
まだ観れていないのえすが、観たら感想書きます。
そのときはまた来てくださいね。
では、こんごともよろしくお願い致します。
★ミチさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>私はもともと群像劇が大好きなので、そこに時系列の変化などを入れられるとそれだけでポイント高くなってしまいます。
この作品は、そういうとこ上手いですよね。
テーマは重いけど、それを気にしなくて楽しめる作品でもあったような気がします。
では、またきてくださいね。
が・・・・
いちいち「あれはないでしょう」とか「ひどいなぁ」なんて悪態つきながら観ていた私は、前半だけで、かなり疲れちゃいました
ん~、もう一回観たらまた違うかも・・・って思っています
たくさんのコメントありがとうございます
>"ドラマ"として割り切って観てしまえば、とてもよくできた面白い作品だったと思います
なまじ割り切れないつくりになっているのが困りものなんですよねコレ。
かといって人権啓発作品として観ちゃうと危険といいますか…
では、またきてくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。