ケータイ捜査官7 第2話感想

「明日のリアル」

…どんどんリアルから離れていく気がする…

今回登場した「シーカー」っていう携帯。
セブンが装着するんだけど、まったく歩く必要も、人工知能（かなりオツム弱いが）を持つ必要も無いんじゃないか？

ここはソレ、Ｂ社の仕業だと思う。

牛丼における卵とサラダのように、主人公メカがあれば、それに付けるパーツや、仲間のメカを一緒に買ってね…っていうパターンだ。
戦隊物とかが毎年、このパターンだけど、少子化の昨今、子供向けではキツクなってきてるのが現状。

しかし、この番組のターゲットは…幅広い気がします。

大きいお友達としては、「こんなの出すか～」と喜ばせて大人買いを誘発し、子供たちに対しては「これ欲しい！」と番組相乗効果で思わせる。
いや、子供にとって携帯っていうのは、憧れのアイテムなんですって。
特撮ヒーローの変身アイテムが携帯風なのって多いでしょ。
そして携帯会社にとっては、子供たちはあらたな客層。
Ｓ社とＢ社の狙いがここで明確に！ って考えすぎか。
しかし、この勢いで行くと、キッズ携帯の次は、アニマル携帯になるんじゃないかと思ってしまう。

でー番組の感想は、意外と時間が早く感じました。

ただ主人公がアンカー（携帯捜査官のいる組織）に入るのを許可される理由が弱い気が少し…。

「一番ネットに近い世代」

で学生か？
いや違う。こりゃ学生割引をやってるスポンサー（略）

なんの確証もございません。
ただ、この番組。
CGはリアルなんだよなぁ。
話自体は、そんなに新しくないけど…
理解しにくい若い世代も、よく見てみれば良い部分が結構ある…いや、どこにでもいるような学生が…
うーん どうも違う。
リアルな凡人が主人公になる話は意外に少ない。
みんな主人公になるべき要素を持って主人公になる話ばかりだ。
この番組もしかり。

いや、軽い気持ちで見れるんでオススメです。
でも最後は強烈なパンチで締めて欲しいと希望。