小松義夫さんの本を図書館で読み(見ました)ました。
世界の住居と人々のくらしを多くの写真で紹介しています。
どの写真も素晴らしいのですが、特に印象に残ったものが何点かあります。
まず、セネガルの貝殻が蓄積した島。人々は敷き詰められた貝殻の上で生活します。
次に美しい曲線と模様の家があるガーナとブルキナファゾにまたがるカッセーナ族の町。すべてが曲線でできた町はホワホワした感じです。
アフリカ、トーゴの土の城。
土の家が続いた次のページには、エジプトの高層ビル群が!
チュニジアの地下住居。
ヨーロッパに移り、こちらは石の文化。
ポルトガルの岩の家は、住居の一部に岩壁がそのまま使われてます。
同じくポルトガル、リスボンの町並みはものすごく味があります。100年前に作られたエレベーターが美しい!坂を路面電車が走り、人々がベランダごしにおしゃべりをする。
スペインでは、驚く事に日本の高床式倉庫のようにネズミ返しのある倉庫が!
アンダルシアの白い家、ヒマワリ畑、美しすぎる。
イタリアのチルテルニーノは、だまし絵のような外階段の町。
アトランティス伝説の残るギリシア、エーゲ海のサントリーニ島。火山の上のほうに住宅が密集して港から町で580段の階段をのぼるそうです。
デンマークのリーベは、童話のような町、町並みを見てると、なんかストーリーがうかんできそうです。
オーストリア、ウィンナ・ワルツの集合住宅。バラバラのサイズの窓や、パッチワークのようにカラフルな壁。
ハンガリーのゲレールト、ガラス天井の温水プールは有名ですね。
ロシアの木の家はカラフル。
アジアに入り、イエメンの岩山の上にあるハジャラ村を見て、息をのむ。
シバームの土の高層住宅。イランのマスレー村は住居の屋根が道路になっています。
ブータンの人は日本人そっくり、壁に描かれた魔よけの模様が…いわゆる男性のアレですな。
等々…。
一通り写真を見終わって思ったのは、人間のたくましさです。
過酷な環境であっても、どんな場所でも、そこにある素材や特性を活かし居住空間を作りだします。
そこに生きる人の種族や国籍はちがえど、溢れる智恵は共通です。
人はお互いの文化を認めあい、お互いに讃えあいながら生きることはできないのでしょうか?
そんなことを考えながら、世界の人たちの笑顔と自分の家族を重ねながらページをめくりました。
雄大で美しい写真の数々。
世界を巡った気持ちになる一冊でした。
世界の住居と人々のくらしを多くの写真で紹介しています。
どの写真も素晴らしいのですが、特に印象に残ったものが何点かあります。
まず、セネガルの貝殻が蓄積した島。人々は敷き詰められた貝殻の上で生活します。
次に美しい曲線と模様の家があるガーナとブルキナファゾにまたがるカッセーナ族の町。すべてが曲線でできた町はホワホワした感じです。
アフリカ、トーゴの土の城。
土の家が続いた次のページには、エジプトの高層ビル群が!
チュニジアの地下住居。
ヨーロッパに移り、こちらは石の文化。
ポルトガルの岩の家は、住居の一部に岩壁がそのまま使われてます。
同じくポルトガル、リスボンの町並みはものすごく味があります。100年前に作られたエレベーターが美しい!坂を路面電車が走り、人々がベランダごしにおしゃべりをする。
スペインでは、驚く事に日本の高床式倉庫のようにネズミ返しのある倉庫が!
アンダルシアの白い家、ヒマワリ畑、美しすぎる。
イタリアのチルテルニーノは、だまし絵のような外階段の町。
アトランティス伝説の残るギリシア、エーゲ海のサントリーニ島。火山の上のほうに住宅が密集して港から町で580段の階段をのぼるそうです。
デンマークのリーベは、童話のような町、町並みを見てると、なんかストーリーがうかんできそうです。
オーストリア、ウィンナ・ワルツの集合住宅。バラバラのサイズの窓や、パッチワークのようにカラフルな壁。
ハンガリーのゲレールト、ガラス天井の温水プールは有名ですね。
ロシアの木の家はカラフル。
アジアに入り、イエメンの岩山の上にあるハジャラ村を見て、息をのむ。
シバームの土の高層住宅。イランのマスレー村は住居の屋根が道路になっています。
ブータンの人は日本人そっくり、壁に描かれた魔よけの模様が…いわゆる男性のアレですな。
等々…。
一通り写真を見終わって思ったのは、人間のたくましさです。
過酷な環境であっても、どんな場所でも、そこにある素材や特性を活かし居住空間を作りだします。
そこに生きる人の種族や国籍はちがえど、溢れる智恵は共通です。
人はお互いの文化を認めあい、お互いに讃えあいながら生きることはできないのでしょうか?
そんなことを考えながら、世界の人たちの笑顔と自分の家族を重ねながらページをめくりました。
雄大で美しい写真の数々。
世界を巡った気持ちになる一冊でした。