我思う、ゆえに我有り

ってデカルトは言ってました。
つまり自分の存在というのは、自分で認識される事により初めて存在するという意味にとれます。
と、いう事は思わないと存在しないという事になるのでしょうか?
なぜ自分は存在するのか?　その本当の理由を知ることは不可能でしょう。
もし、生と死の境や空想と現実の差とが薄い物だとして、実は自分は誰かの空想上に生きてるのではないかと思ってしまう事があります。
それぐらい自分が存在すると言う事は不確かなことだと思うわけです。
そもそも宇宙や自然の法則というのは、誰が作ったんでしょう?
そして、その創造主はどうやって生まれたんでしょう。
確かなことなんて何一つないんです。
そして理由もわからないままに自分は存在する。
自分が存在することの理由を得るべく人はいろいろなものを考えだしました。
自分はどこから来て、どこへ向かうのか?
そして、そもそも自分って何?　この世界って何?　答えは出ないと分かっていても、ついつい考えてしまいます。