piroブログ

piroaki7がアニメやゲーム、いろんなアレコレを綴ります

「ぼくらの」7 巻を読んだ。

2008年05月31日 20時08分51秒 | つぶやき
あぁ、往住愛子ちゃん。
可愛いよ愛子ちゃん。

1番好きなキャラです。
こういったキャラには弱いです。

で、ネタバレを気にせず感想を書きます。ご注意を。

コモちゃんの相手側のパイロットが消息を絶つ。
しかし、その相手を呼び出すための罠としてジアースのパイロット情報を漏らす作戦に…。

その結果は…。
いや、結末はわかってるんだけども…。

そして、ご贔屓の愛子ちゃんの回。
アイドルを夢みる彼女が、ステージ衣装で踊るシーンが可愛い。

このエピソードは、メディアの問題についても触れられていて、すごく深い展開を見せます。

コモちゃんの話も、愛子ちゃんの話も、どちらも父と娘がテーマ。
片方は軍人、片方はニュースキャスターです。
制限されたわずかな生の後に待つ死。
そこまでして守る世界なのか?なぜ戦うのか?
他の並列世界を死滅させてまで勝ち残る必要があるのか?

悲しきかな、こういった特殊な状況におかれて、はじめていろいろな事に気がつく主人公たち。

愛子ちゃんの最後は…
とてもその状況とそばにいた父の心境は想像できないけども、ただ与えられた生を生きるのではなく、人として、そしてプロとして、人間として生きる事の意味について考えさせられる展開です。

人間は必ず死にます。
なんのために生きるか、なんのために死ぬか。
ある意味「ぼくらの」の主人公たちは、戦時中のような状況に置かれているわけです。
そして、その運命を強いるのは、国家ではなく更に大きな宇宙や次元の秩序。

しかし、理不尽に唐突にこの世界に存在し、やがて必ず死を迎えるという点では、ぼくらも同じなのではないでしょうか?

この本には、いれいろ考えさせられます。
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