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エンジェル ウォーズ感想

2011年04月30日 21時21分48秒 | 映画
コマーシャルから気になってたんですよね。
ミニスカヘソだしセーラー服に、刀と銃。
そして変なガトリングガンを撃つ鎧ロボ(大魔神?)やドラゴンや、ゾンビたちと戦う映画。
まさに日本アニメのキーワードですね。

母の死後に遺産の相続者に指名された二人の娘。
しかし遺産を奪い取る事を企む義父が、妹を殺害し姉を精神病院に入れ、裏金でロボトミー手術にかけようとします。
その姉というのが本編の主役(ベイビードール)
スタイルいいですよねー。ただ顔はやはり…。うーむ三次元。
ブロンドですが少し海外のイメージするアジア人の顔が入ってるような気が…。


「300」の時も思いましたけど、映像はやっぱりすごいですね。
特に最初の巨大侍を相手にする戦闘シーンは必見です。
しかし映像がすごすぎて、だんだん麻痺してきます。
うさちゃんマークのパワードスーツが登場したりとニヤリとさせますが、どうも日本のアニメのイメージで見ると、すこしお約束にのっていない気がするのです。

どちらかというと集団になると日本アニメ的要素よりも戦争映画っぽくなってしまって…。
各5人娘にもうちょい個性があったら面白かったかもなぁ。

基本の現実世界に多重にオブラートをまいた空想世界で話が展開します。
精神病院という現実。
その中で「劇場」と呼ばれる場所で「娼館」としての妄想世界。
そして、さらにバトルを繰り広げる妄想の妄想世界。
映画の中での戦いの多くは、妄想の中の出来事なのでしょう。

ゲームの主人公のような力を発揮し、戦う彼女たちの魔法も長くは続きません。

日本のアニメでは、最後に巨大なラスボスや最大の敵を倒すというような展開がありますが、この映画の最後、帰結するのは現実世界です。
妄想の中のドラゴンやゾンビよりも、勝つことができない現実の流れ。
いや、完全に敗北というわけではないのですが、映画のビジュアルで考えると少し煮え切らない気もします。

しかし、妄想世界の裏で動いてた現実世界…。
せまるロボトミー手術って考えたら、なんという悲しい結末なんだろう。
それとも、このラストですら多重妄想世界の底のレイヤーにすぎないとか?

あぁ、オバカ映画だという気構えで見てたから、どうも複雑な心境です。
それとも繰り返し見れば何か新しい発見があるかな?

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (けん)
2011-05-01 01:55:52
TBさせていただきました。
またよろしくです♪
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TB承認しましたよ☆ (piroaki7)
2011-05-07 14:01:14
けんさん、ありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします☆

エンジェルウォーズ、なかなかでしたねー☆
返信する

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