タブー

今日は少し下品というか、汚い話題になりそうなので、いやな人はご注意ください。

突然ですけどギャグやエロチシズムというのは、ギャップがおおきれば大きいほど良いと思うんですよ。
その基本というのは「タブー」にあると思うんです。
やってはいけない場所で、それをやってしまう。

例えば、授業中におもむろにに立ち上がり、机の上に立ちお尻を突き出し放屁するとか、大事な式典で演説してるお偉方のマイクを奪いプリキュアの主題歌を裏声で歌いだすとか…

後で痛い思いと激しい後悔と社会的な地位を失う事に目をつぶれば、そのタブーを行っている瞬間というのは凄く気持ちいいのではないかって思うのです。
薬師丸ひろこの「カイカン…」ってやつですね。（いや、若い人は知らないって…）

もちろん、それは社会的にも人間的にもやってはいけない事、タブーです。

こういったタブーを行うということは、まったく他人の事を考えていません。
それは人間として生きるワクを取り払う行為、あるいみ獣や自然への回帰とも言えるかもしれません。
その被害を実際に受けている人は別として、被害を受けない場所にいる人には、そのタブー自体を面白く感じる事もあるでしょう。

世に言う不謹慎なネタというのは、そういった部類なのだと思います。

不謹慎なネタはその事象が不謹慎だという共通意識があってはじめて成り立つものです。
最近では、その共通意識も薄いようですが…。

現実にはできないタブーを、創作活動や妄想の中で爆発させる、するととんでもない物が出来上がるんじゃないでしょうか？
あとはその表現方法によって素晴らしい物にも、批判をかうような物にでも、何にでもなると思ったりしたのです。
良いタブーと悪いタブーって言えば変ですけどもね。