ガンダムＯＯ第22話感想

「トランザム」
いろんな意味で展開が衝撃的です。
ソレスタルビーング包囲網。
スイーツが食べたいと叫ぶネーナたん。
こうやって見るとルイスとあまりかわらない、ただの娘っ子です。
ガンダムがあるか無いかの違いです。
太陽炉を積んだモビルスーツのフォーメーションがドルバックのパワードスーツ隊の技「ファイヤーボール」に見えてしまいます。

ある意味、技術の高さというのは、人殺しの罪の意識を軽減します。
最初は骨やこん棒で他者を殺害していたのが、剣になり、銃になり、指先一つでできるようになってきた。
労力が少なくなると同時に、罪悪感も少なくなるんでしょう。
まさにゲーム感覚というやつです。
そのインターフェイスの向こうで人が亡くなっていてもわからないでしょう。
倫理観なんてものは、驚くほど簡単に崩れます。
そういった感覚が無くなれば、人はどんな残酷なことでも簡単にやってしまいます。

トリニティもまたしかり。
兄二人が、あっさり、めちゃめちゃあっさり、戦争好きな刹那の元師匠にやられてしまいました。
自業自得といえばそうなんですが、呆気ない最後でご臨終

生き残ったのは、ネーナ一人。
彼女とルイスが絡むのかはわかりませんが、生き残ったのには訳があるんでしょうね。

で、ベーダの下に冷凍睡眠してたイオリアシュヘンベルグ。
こちらもご臨終。私が死んでも代わりはいるもの（違）
ところがドッコイ、最後に太陽炉のリミッター解除ですよ。
F91みたい。
しかも赤。
他のガンダムにもトランザムシステムはあるんでしょうか？
今後の展開と土曜夕方のアニメ枠が無くなるのが気になります。