仮想彼氏

なんかフジテレビで、乙女ゲームファンの女性をとりあげた特集があったようです。

しかし最近はオタク系のメディアをとりあげる番組が多いですね。
制作側のスタンスによっては、そういったファンを変わり者や、可愛そうな人として扱う番組になってるものもあります。

思いだす中では、和田アキ子の番組で、初音ミクを使ったバンド紹介があったのですが、とにかくミクの曲についてではなく、そのバンドのパフォーマンスを馬鹿にする内容でした。
和田アキ子の番組では、平野綾が出た時に、何の声優をやってるかで「ハルヒ？そんなの知らないよねー」ってのもありましたから…。

テレビが情報メディアの中心であった時代…　「テレビで言ってたぞ」っていうのが信憑性をもっていた時代…　自分達が大多数の「普通の人間」を代表してるんだという勘違いをしたまま番組作ってるんでしょうね。

僕は、このテレビ局が位置付ける「普通の人」ってのが大嫌いでした。
本当は、そんなもの存在しないのに…。

別に好きになるのが仮想であろうが実物であろうが、関係ないと思いますよ。

それと、「早く結婚して子供を」っていうのは、分けて考えるべきじゃないでしょうか？

この世にたくさんある、趣味や嗜好と変わりがないんじゃないでしょうか？

仮想彼氏にハマる人は、想像力だって豊かだし、テレビ局が勝手に決めている普通の人なんかよりよっぽど豊かな精神世界をもってますよ、かわいそうなんて言われる筋合いはありません。

それに、ウチみたいにオタク同士で結婚して、お互いに「バニーちゃん！ハアハア」や「ルッキーニはあはあ」ゆうてる夫婦もいるんですからね。