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池袋ウエストゲートパーク読了

2006年06月29日 19時45分45秒 | つぶやき
前の職場の同僚にもらってから、けっこうな時間がたったにもかかわらず、読み終えたのが昨日。
いや、面白くないんじゃなくて、ある意味パワーを使う本。
昔よく肩をいからせてヤクザ映画から出てくる人がいたけど、そんな感じ。

正直、自分はヲタクだからストリート系は関係ないなんて思いながら読むと、実は昔ながらの探偵小説と同じ血が流れてることに気づくはず。
ストリート系も、ヲタクも、全て巻き込んでかき混ぜたのが池袋って街なのかも。
物事を見る時に、ある種の偏見を持つことは、その実態を逆に見えなくしてしまう。
主人公のマコトは、何にカテゴライズされるわけでもなく、中立な立場で物事を見つめる。
読んでるうちに、マコトってキャラが好きになって共感している自分。
彼の生き方は本当にかっこいい。
かっこいいだけじゃなく、人間として弱いところや迷いを持ってるところがいい。

少し前の本だけども、今の池袋にいる若い子たちは、どんな感じなんだろう?

僕はもう歳をとってしまったけど、物事を別の角度からみる生き方に年齢は関係ないのかもしれない。
そんな一冊。 おすすめです。

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