主人は目ぼしい企業を見つけると、たまに面接にいくも条件が合わなかったり、不採用だったりして未だうちにいる。今日はなつかしの「ルービックキューブ」にはまり数時間を費やしていた。2つあった「ルービックキューブ」今は2つともきれいに全面色がそろってテーブルの上に置いてある。もったいなくて崩せない。もう、あそべないじゃんかよ・・・。
そんな日々だけども、子供にとってはお父さんが家にいることは、結構うれしいことのようだ。古い子供の自転車に、スプレーで色をつけ、ボロボロだった自転車は、ブラックとレッド、イエローのピカピカの新車に生まれ変わった。色は子供が好きな色をチョイスしたので、かなり気に入ったらしく「天気のいい時にサイクリングに行きたい」と大満足の様子。日曜日の朝には、キャッチボールを父子で楽しんでいる。
こんな時、母親っていうのは結構つまらないものである。自転車の色を塗りなおそうと、最初に提案してカラースプレーを買ってきたのは私だし、私は実は野球が大得意なのだ。本当はやったら旦那よりも上手いと思うぞ!だけど、これはお父さんの仕事と手を出さないでいる。2人の仲を邪魔しちゃ悪いから、家でじっとお留守番している。
男の子の母親は、こんな姿を見ていると「お父さんはいいなぁ」と思う。母の愛情を表現する役割といったら、耳かきしてあげたり、お弁当をつくったり、机きれいにしてあげたり、いわゆる家事全般でしょ。ある程度大きくなると、基本的に遊ぶのはお父さんの役目。
ある日、子供が寝る前に耳元でささやいた。
「お母さん、ぼくをお父さんに取られて寂しいでしょ?くっくっく・・・。」
ふっ・・・、おかげさまで、せいせいしてますよ・・・・。