Pixysのポジティブライフ

困難に立ち向かうアラフィフの日常
働いて働いて働いて働いて、たまに旅に出る

最近の病院

2009-10-20 23:46:20 | 病気や健康の話
父の手術日。病院の先生から何があるかわからないから家族が立ち会うように言われ、遅くなったけど仕事終わりに病院に行った。
母の入院していた病院とは全く違って、最新設備の揃った新しい病院である。
最初、手術中の家族用の待合室に通される。時間が遅く他には誰もいなかった。
雑誌、漫画本等が並べられた棚、ブルーのソファーが壁に沿って並んでいる。まあ、すわり心地の良いソファーだこと!普通、手術つったら廊下のベンチだろ・・・とか思う。ここに座ってたんじゃ、家族もあんまりドラマチックな手術待ちの時間は過ごせないな。とか思う。

手術室は、テレビで見るのとは全くイメージが違う。めちゃ広く、明るく、一面ガラス張りで中が見えるようになっている。母のいた無菌室よりよっぽど中が良く見える。ドアはもちろん分厚い自動ドア。人が通るとウイーン!となる。
手前の部屋にはモニターが10台以上並んでたり吊ってあったりして、病院というより地球防衛軍の基地みたいだな・・・とか思う。そのうちの2台を使って執刀医からの説明があった。・・・うーん、なんて大きくはっきり映るんだろう。心臓の血管の様子が手に取るようにわかる。これなら誰でも手術できるんじゃないか?とか更に思ったりする。
ガラスの向こう側の手術台に寝かされた父は局部麻酔だけですみ、意識がはっきりしている。下半身にかぶせられた布は多量の血に染まっているけれどダメージはなさそうだ。あんなに出血しても人間生きてるもんなんだ・・・いや輸血したのかもしれない。その光景は、さながら宇宙人に人体実験されている地球人みたいな・・・・。
一時、集中治療室に入り、すぐに病室に戻る。腹が減ったらしく術後数時間もたってないのに、寝たままおにぎりを貪り食う。鶏肉の焼き物も食う・・「いやー、楽だったよー。」と他の部屋の住人に話しかける。とりあえず酒がなくてよかった・・・。
病室の家具類も丸みのあるカラフルなプラスティックや、ゴム素材で出来ていて、子供が転んでも痛くない感じ(笑)病院というより保育所だなとか思う。
ためしにトイレに入ってみた。キレイだし便座あったかいし、やっぱ、ウォシュレットか。泊まるにはいい環境だね。
そんなこんなで無事終了しました。あー、一個面倒な事が終わった。