Pixysのポジティブライフ

困難に立ち向かうアラフィフの日常
働いて働いて働いて働いて、たまに旅に出る

子供の未来と現実

2008-08-22 01:41:14 | 難しい話
今後どう生きていったら良いのか、部屋の掃除をしながら真面目に考えた日。母の入院、たかが入院。しかし入院している以上治療費はかかるものだ。過酷な日程、恐ろしく貧乏な私達家族。追われることしばしば・・・。
そんな最中、子供は理想を高く持ち、どんどん上に上がっていこうとする。親として邪魔するわけにはいかない。ボーイズユニット組むのかぁ。ああ、かっこいいな。彼の為になるんだろうな、きっと楽しいんだろうな。彼の未来に近づく第一歩なんだろうな。けど私は耐えられるだろうか。ユニット組めば当然のごとくクラブイベントやショーに出演することになる。うーん・・・・。自分の仕事はどうする?両親の面倒はどうする?家計はどうなる?
私は少女の頃、歌手になりたかった。若い頃、渋谷でスカウトされたことがある。その時プロダクションへは入らなかった。理由は家が貧乏で「お金が出せない」と母が反対したことと、座長が「やめておけ。」と言ったことで夢を諦めた。
座長は「あの時認めてあげていれば今は違う未来があったかもしれない。」とその時の事を今も後悔していると言っていた。大学に行かずに働いたのも家が貧乏だったからだ。その事について私自身は今は全く後悔していない。今がなければ結婚して子供とも会えなかったかもしれないのだから、その道で良かったのだと思う。ただ今、夢に向かって走り始めた子を親の都合で止める事はしたくない。彼の未来はこれからだから。自分の思う方向へ向かっていってほしい。
こういった場合は何を優先すればよいのやら。誰か教えてくれ。家を無くしても財産全て無くしても仕事ができなくなっても薄情者だと罵られても子供の未来に託すべきか・・・・?その未来があるかもわからないのに・・・?うーん・・・。
親の目から見て彼に特に秀でた才能はない。いわゆる天才ではない。まあ、ちょっと勘がいい程度。どっちかって言えば何でも無難にこなす器用貧乏ってやつ。そういう子が人よりも上にいくには努力で埋めるしかないのだ。
努力するかな、真面目にやるかな、自分が飽きっぽいからどーも信じられない。けれど「親が子供に夢を見てあげれば子供は素直に大きく育つ。」と誰かが言っていた。それが子供を愛するということなのだと・・・。





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