ル・ピュイ巡礼路の旅
第3日目:2013年9月27日(金)
行程:ソーグ(Saugues):標高963m → ル・ソヴァージュ(Le Sauvage):標高1292m
歩行距離:19km
先ず、ソーグ中心街の露店でフルーツなどを買い求めてから、宿が同じだったスイス人女性のエヴェリン及びニコルと一緒に旅路に就きました。エヴェリンらの発想で、朝日を浴びてできた3人の長い影を写真に撮影しました。
ソーグ中心街の朝市 ソーグ近郊の巡礼路で撮影した3人の影
村を後にして20-30分ほど歩いた頃、木彫りの彫刻で製作されたいくつかのモニュメントを見かけました。ソグは、木彫り工芸が盛んな土地柄なので、このような木彫りの彫像があちこちにありました。
木彫りのモニュメント
その後一路、隣村のラ・クローズ(La Clauze)を目指して、歩きました。
ラ・クローズに向かう道
ラ・クローズには、12世紀に築かれた石造りの城塞が聳えていました。(記事冒頭の写真参照)
城塞の麓で休憩する巡礼者達
ここから更に30分ほど坂道を登ってラ・ファルゼ(La Falzet)付近に来た頃、農家でカフェを兼業しているガーデン・テラスがありました。12時前でしたが、昼食休憩にしました。まず、パナシェ(ビールとレモネードの半々に混ぜたドリンク)で喉を癒してから、パスタのランチを食べました。
パナシェを飲んでくつろぐ私
昼食後、ル・ヴィルレ(Le Villeret)を経由して、ル・ソヴァジュ(Le Sauvage)に向かいました。沿路には、牧場や草原が広がっており、遥か遠方には山岳地が霞んでいました。
ル・ヴィルレ付近の景観
あちこちの荒地には、エニシダ(Genêt)の茂みが点在していました。春ならば、黄色とか薄紅色の花が咲いている筈ですが、秋なので花が見られず残念でした。
エニシダ(Genêt)の茂み
15時半頃にル・ソヴァジュに到着しました。ル・ソヴァジュの峠(1292m)付近は大自然の真っただ中でした。ジット(巡礼宿)を除いては人家は全くありませんでした。
ジットの建物 ジット周辺の風景
ジットの宿は6人部屋でしたが、カナダ人のルイ夫妻を始め皆顔見知りの仲間だったので、アット・ホームな雰囲気でくつろぐことができました。夕食は十数人がテーブルを囲みましたが、巡礼も3日目なので皆の会話も弾みました。
ジットでの夕食の光景
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