7月2日（火）
Purple Moon Night
前田司＆Friends
先生! 出番ですよ!! PartⅢ
柏屋楽器FORUM
【出演】
ギター:前田司／S:今泉えりこ／Vn:山口百合華／Fl&CB:田村早苗／エレクトーン:芹澤紀子／Pf:石渡雅子
【曲目】
Part１ ～ギターソロ～
♪ プホール／南十字星
♪ 佐藤弘和／Summer
♪ ヨーク／Sunshine Rag
♪ イルマル／バーデン・ジャズ組曲～第3楽章「ロンド・ア・ラ・サンバ」
♪ ピアソラ／ブエノスアイレスの夏
♪ 佐藤弘和／夏の終わり
Part2 ～アンサンブル～
ソプラノ&エレクトーン
♪ サン＝サーンス／アヴェ・マリア
♪ プッチーニ／「ボエーム」～私の名はミミ
ピアノ
♪ ショパン／ワルツ第5番変イ長調 Op.42
バイオリン&ピアノ
♪ 新井満／千の風になって
♪ ブラームス／ハンガリー舞曲第5番
フルート&ギター
♪ いつか王子様が
♪ 美女と野獣
♪ マイ・ウェイ
バイオリン、フルート、ピアノ、エレクトーン
♪ ジェラシー
ソプラノ&エレクトーン
♪「レ・ミゼラブル」～夢やぶれて
～アンコール～
バイオリン、フルート、ピアノ、エレクトーン、ギター
♪ My Fevorite Thing
いつも拙作を演奏してくださるソプラノ歌手の今泉さんが講師を勤めていらっしゃる音楽教室主催のコンサートシリーズ。毎回ゲストを迎えて開催しているということだが、前半は今回のゲスト、ギターの前田司さんのソロのステージ。前田さんのギターは語り口がとてもソフトで滑らか。ギターは、発せられた音が消えてしまうのが早いのに、ゆったりテンポの曲でもメロディーラインが自然につながり、息づいている。心をくすぐる歌いまわしの巧さも絶品だし、曲やフレーズによってファジーな音からクリアな音まで幅広い音色の変化も鮮やか。「夏」をテーマに、ラグタイムやボサノバ、サンバなどなど様々なリズム系の曲を集めた選曲も楽しい。なかでも、ピアソラの代表作でもある「ブエノスアイレスの四季」から「ブエノスアイレスの夏」は、途中で入る長いモノローグ風の歌が、心の奥まで沁みてきた。ちょっとメランコリックな「夏の終わり」でステージを締めくくったのも心憎い。
後半は、柏屋楽器音楽教室の講師陣に前田さんも加わって、色々なジャンルの音楽を様々な編成で演奏する楽しいステージ。今泉さんは、オープニングの「アヴェ・マリア」での清らかで敬虔な祈りの歌から、純真な初々しさを瑞々しく表現した「ミミ」のアリア、それにサラ・ブライトマン張りのエンターテイメントぶりを発揮したミュージカルナンバーまで、実に多彩な姿を見せ、聴かせてくれた。どの歌でも、艶やかで美しい声と、優しく誠実な表現力が印象に残った。七変化する髪型や衣装も見ものだった。アンコールでは銀髪ルックで登場したので、ジャジーなボーカルを期待したが、メンバー紹介だけして引っ込んでしまったのはちょっと残念。次回は是非歌も！
今泉さんの歌を伴奏した芹澤さんの自らのアレンジによるエレクトーンは、オーケストラの音色や感触がとてもよく伝わっていて素敵。軽やかで明るいタッチのピアノの石渡さん、心暖まる歌から情熱的な調べまで多彩に活躍したバイオリンの山口さん、歌心を感じるフルートだけでなく、アンコールではダブルベースも担当する多芸ぶりを披露した田村さんと、講師陣のそれぞれの腕前とアンサンブルの楽しさも堪能した。ワインとおつまみもサービスされ、和やかなムードのサロン風のコンサートを心行くまで楽しんだ。
Purple Moon Night
前田司＆Friends
先生! 出番ですよ!! PartⅢ
柏屋楽器FORUM
【出演】
ギター:前田司／S:今泉えりこ／Vn:山口百合華／Fl&CB:田村早苗／エレクトーン:芹澤紀子／Pf:石渡雅子
【曲目】
Part１ ～ギターソロ～
♪ プホール／南十字星
♪ 佐藤弘和／Summer
♪ ヨーク／Sunshine Rag
♪ イルマル／バーデン・ジャズ組曲～第3楽章「ロンド・ア・ラ・サンバ」
♪ ピアソラ／ブエノスアイレスの夏
♪ 佐藤弘和／夏の終わり
Part2 ～アンサンブル～
ソプラノ&エレクトーン
♪ サン＝サーンス／アヴェ・マリア
♪ プッチーニ／「ボエーム」～私の名はミミ
ピアノ
♪ ショパン／ワルツ第5番変イ長調 Op.42
バイオリン&ピアノ
♪ 新井満／千の風になって
♪ ブラームス／ハンガリー舞曲第5番
フルート&ギター
♪ いつか王子様が
♪ 美女と野獣
♪ マイ・ウェイ
バイオリン、フルート、ピアノ、エレクトーン
♪ ジェラシー
ソプラノ&エレクトーン
♪「レ・ミゼラブル」～夢やぶれて
～アンコール～
バイオリン、フルート、ピアノ、エレクトーン、ギター
♪ My Fevorite Thing
いつも拙作を演奏してくださるソプラノ歌手の今泉さんが講師を勤めていらっしゃる音楽教室主催のコンサートシリーズ。毎回ゲストを迎えて開催しているということだが、前半は今回のゲスト、ギターの前田司さんのソロのステージ。前田さんのギターは語り口がとてもソフトで滑らか。ギターは、発せられた音が消えてしまうのが早いのに、ゆったりテンポの曲でもメロディーラインが自然につながり、息づいている。心をくすぐる歌いまわしの巧さも絶品だし、曲やフレーズによってファジーな音からクリアな音まで幅広い音色の変化も鮮やか。「夏」をテーマに、ラグタイムやボサノバ、サンバなどなど様々なリズム系の曲を集めた選曲も楽しい。なかでも、ピアソラの代表作でもある「ブエノスアイレスの四季」から「ブエノスアイレスの夏」は、途中で入る長いモノローグ風の歌が、心の奥まで沁みてきた。ちょっとメランコリックな「夏の終わり」でステージを締めくくったのも心憎い。
後半は、柏屋楽器音楽教室の講師陣に前田さんも加わって、色々なジャンルの音楽を様々な編成で演奏する楽しいステージ。今泉さんは、オープニングの「アヴェ・マリア」での清らかで敬虔な祈りの歌から、純真な初々しさを瑞々しく表現した「ミミ」のアリア、それにサラ・ブライトマン張りのエンターテイメントぶりを発揮したミュージカルナンバーまで、実に多彩な姿を見せ、聴かせてくれた。どの歌でも、艶やかで美しい声と、優しく誠実な表現力が印象に残った。七変化する髪型や衣装も見ものだった。アンコールでは銀髪ルックで登場したので、ジャジーなボーカルを期待したが、メンバー紹介だけして引っ込んでしまったのはちょっと残念。次回は是非歌も！
今泉さんの歌を伴奏した芹澤さんの自らのアレンジによるエレクトーンは、オーケストラの音色や感触がとてもよく伝わっていて素敵。軽やかで明るいタッチのピアノの石渡さん、心暖まる歌から情熱的な調べまで多彩に活躍したバイオリンの山口さん、歌心を感じるフルートだけでなく、アンコールではダブルベースも担当する多芸ぶりを披露した田村さんと、講師陣のそれぞれの腕前とアンサンブルの楽しさも堪能した。ワインとおつまみもサービスされ、和やかなムードのサロン風のコンサートを心行くまで楽しんだ。
