2023年9月にウィーンとベルリンを中心に、演奏会や作曲家ゆかりの記念館、音楽関係のショップを訪ねたレポートです。
DUSSMANN das KulturKaufhaus ドゥスマン
2023年 9月12日（火）
このブログで以前紹介したことがあるお店「ドゥスマン」は、ベルリンで恐らく最大のミュージックショップで、音楽関係以外の芸術も幅広く扱った総合的な芸術系デパートです。20年以上前から、僕はベルリンに来ると必ず訪れて掘り出し物のCDや楽譜を見つけています。今回もベルリンに到着した日、フィルハーモニーでのコンサートの前にドゥスマンを訪れ、1時間半近く過ごして買い物もしました。
ドゥスマンはベルリンの中心部、ミッテ区のかつての東西ベルリンの境界でもあったフリードリヒ・シュトラーセ駅からすぐ近くにあります。
アンペルマンの信号が青になったらお店はすぐ目の前です。
お店に入ると書籍コーナーがあります。芸術分野だけでなく、あらゆる分野の本が並んでいます。とにかく広いスペースで、この規模が5フロアに渡って展開されています。
地下一階はクラシックの楽譜やCDが置かれています。日本ではお高いヘンレやベーレンライター版などの楽譜も手ごろな値段で、楽譜が充実しているヤマハ銀座店などより更に幅広いコレクションが揃っているので、探している楽譜が見つかる可能性大。何冊か魅かれるピアノ譜があったのですが、重さが気になって結局今回は買いませんでした。。
このフロアの商品は全てクラシック。ストリーミングが主流となっている現在ですが、最新のディスクから古い録音のCDまで豊富なコレクションが揃っています。ワゴンにはリーズナブルなCDも沢山あり、そのうち2枚を買いました。以前は商品を破ってプレイヤーにかけて試聴が出来たのですが、今もそれが出来るかは確かめませんでした。
作曲家のミニチュアも充実！
1階の奥の別室には、LPレコードコーナーがありました。
ビートルズの名盤も！
2階には大規模な漫画コーナーがありました。ONE PIECEのシリーズ単行本が平積みで置いてありました。
他にも日本の漫画のドイツ語版がずらりと並んでいます。浅野いにお、こなみかなた、吉河美希・・・ みんな全く知らんけど人気あるみたい。写真は拡大できます。
（拡大可）
グッズもいろいろ
その他、DVDはもちろん、文房具やカード類も充実しています。買ったのはこの4点。CD2枚（ヘンデルのアリア集、ヴンダーリヒのテノールで「詩人の恋」などの歌曲集）、Loriotの文庫本と音符のシール。
1時間半近く居たけれど5フロア全部は見切れなかったし、コンサートライブやワークショップ、トークイベントやサイン会など、様々な催しも毎日のように行われていて、楽しみ方はいくらでもありそう。ドゥスマンは音楽好きには必見のスポットです。
ベルリン町中探訪 カリーヴルスト、ニコライ地区、ジャンダルメン広場、Dussmann（2009）
（順次更新予定）ウィーン＆ベルリン音楽の旅（2023）
ウィーンとベルリンで訪れた演奏会＆オペラ（2009）
DUSSMANN公式サイト（ドイツ語）
DUSSMANN公式サイト（英語）
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