医療通訳の言語別勉強会を定期的にやっている。専門用語の難しさに加えて日本語特有な言い回し、患者さんに合わせた言葉の選び方など、色々、話し合って意見を聞いたり、新しい発見も多い
通訳仲間は全員日本生活が長いこともあって、次々生じる、新しい韓国語に弱い。
この間の勉強会にも新しい言葉の研究(?)で程んとの時間を費やした。
また、地方の方言もあるのだ。
私が北朝鮮出身の人の通訳をしたときは、その人の言葉が全く理解できなかった
日本特有な言い回しがあれば、韓国特有な言い回しもある。意見を強調するとき、否定文を使ったりするので、慣れない多言語の人は戸惑うそういう韓国語の表現を如何にも理解できるように日本語に近い表現に変えるかというのも通訳の語彙力である。
結局、国語力なのだ。国語がしっかりできてない人は通訳翻訳は向いてないと思う。私自身、国語に自信があると、密かに思っていたが、通訳するようになってからは「勉強しなくちゃ!」と焦っているこの頃です。