チャッピー君。

先月の作品展を見た方からお仕事の依頼がありました。


１１年前に虹の橋を渡ったチャッピー君（享年１２歳）。


今も忘れられずに、写真をお部屋にいっぱい飾ってあるそうです。


そのチャッピー君の絵を是非描いて欲しいということで


この写真をお預かりしました。





これは、亡くなる２日ぐらい前、癌の手術のあと、もう歩けなくなっていたにもかかわらず、


この日は、お母さんの居る玄関まで這ってきたそうです。


玄関まで来たので思わず写真を撮ったと言っていました。


もう長くは無いことが分かった時、病院の先生は、「犬も自分の前で話してることがわかるんです。これからの話は、チャッピー君抜きで話しましょう。」と言って


チャッピー君の居ないところで説明してくれたそうです。


家族の人たちも最後まで、普段通りに過ごされました。


とっても愛されてたチャッピー君でした。





写真では、この頃にはシャンプーも出来なかったから毛並みも汚くってとおっしゃっていたので、ちょっときれいにしてみました。


そして、この絵を描いた時の余談があります。


私が絵を描こうと画材を用意していると・・・


いきなり、カップがものすごい勢いでカーテンの無い窓に向かって吠えたんです。


うちは、マンションの２階だし窓の外は隣の建物の壁が見えるだけなので


ちょっとビックリしたけど、もしかしてチャッピー君来ました


心を込めて描かせていただきました



お仕事、どんどんくださ～い、お待ちしておりま～す。



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