半世紀以上生きていると、20年、30年振りに
再会するヒトがちらほら出てくる。
先日再会出来たのは、近所に住んでいただけの縁で
油絵の手解きを受けたかつての絵画教室の恩師。
大学退任後も山形県で制作を続けていて、
変わらず意欲的な姿を拝見できて嬉しかったと
同時に当時の自分に再会した気持ちになった。
以前にいただいた手紙のなかに
「人類は太古の昔より絵を描き続けてきましたが、
これは何か人間にとって必要なものを与えて
くれるからではないかと思います、、、」
と綴られている。
絵を描く意味を考える時に思い出す言葉だ。
これからも出来る限り自分の脳裏に
浮かぶものを素直に描いていきたい。
(11月4日 オーレオリン記)