50代娘と92歳父(要介護3)のゆる~い介護生活

今迄は健康情報のブログでしたが、父親の介護のブログになりました。別居で、頑張りすぎない介護をめざしています。

「冴えない50代」と呼ばれて。

2018-03-01 10:35:16 | 日記
ネットで「冴えない50代」という言葉を見つけました。

50代とひとくくりにされるけど、みんなそれぞれ選択をして、自分で良かれと思った人生を歩いてきたわけですよ。
いいときもあったし、悪いときもあったと思います。それは、これからもそう。
下の世代の人には、「冴えない」ように見えたとしてもね……。

冴えなくたって、それが自分の人生。
それでいいじゃないの。

だけど、「自分なりに生きてきて50代を迎えた」という、それだけのことなのに、全然関係ない人から非難され、存在を否定されるという、いう変な時代になりました。
まぁ、私だって若いときは上の世代の方の思いなんてわかりませんでしたが、あからさまにバカにするようなことは言いませんでしたよね。

「冴えない50代」と書いたのは、40代の男性。
きっと、この方は、さそかし素晴らしい人生を送っていらっしゃるんでしょうね…。
自分は決して「冴えない50代」にならないと思っているから、こんなことを書くんでしょうけど。

でもね、誰でも年を取ります。
身体が衰えます。
誰だって「冴えない50代」になるもんですよ。

逆にいうと、「冴えてる50代」ってどんな人のことなんでしょう。
50代で、仕事の第一線にいるということ?
それは随分、人生というものを狭い視野で考えていると思うんですよ。

50代になると、価値観が多様化します。
若いころからずっと仕事をガシガシこなす人もいれば、家族が大事な人、介護が大事な人、趣味が大事な人、恋愛が大事な人、大学の同窓会が大事な人とか……仕事をしながらいろんな方面に関心が向いていくと思うんですよね。
関心を向ける選択肢が広がるってことを「負け組」としか解釈できず、仕事の面だけ見て「冴えない」といわれちゃうわけですね。

「冴えない50代」の反対語はなんでしょうね。
思いついたのは「ガラスの10代」。
下の世代の人には不気味っていわれるかもしれないけど、50代は「ガラスの10代」のときの小さなガラスの破片を今も心に持ってると思うんですよ。

私も含め、「冴えない50代」に該当するみなさん、下の世代に揶揄されても気にせず、自分なりに生きてまいりましょう。

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