#国立天文台 新着一覧
惑星の形成はどのようにして始まるのか? アルマ望遠鏡が見つけた“のっぺり”とした円盤は惑星形成前夜の様子だった
誕生したばかりの恒星(原始星)の周りに広がる、水素を主成分とするガスやチリからなる円盤状の構造。これを原始惑星系円盤と呼び、恒星の形成や円盤の中で誕生する惑星の研究対象となっています。今...
天の川銀河の中心周りで高速で移動している分子雲を確認! 気になるのは巨大ブラックホールに運ばれていくメカニズム
ほとんどの銀河の中心には、太陽の100万倍から100億倍の質量を持つ巨大ブラックホールが存在...
太陽系は今より1万光年先、銀河中心に近い場所で誕生した!? なぜ現在地に大移動できたかは今後の研究に期待
今回の研究では、独自の理論モデルを用いて、天の川銀河における主要な元素の循環過程を調査...
落ち込むガス流のほとんどがブラックホールの成長に寄与していない!? でも噴出したガスの大半は脱出できず舞い戻っているようです
今回の研究では、アルマ望遠鏡を用いて、近傍宇宙に位置するコンパス座銀河を約1光年という非...
超巨大ブラックホールから噴き出すアウトフローが星の形成や銀河の成長を抑制している!? 電波観測から分かった分子ガスの多様性と分布
今回の研究では、アルマ望遠鏡を用いて、くじら座の方向に位置する活動銀河核“NGC 1068(M77...
なぜ、“M87”ジェットの噴出方向は約11年周期で変化するのか? 原因は巨大ブラックホールの自転が引き起こすジェットの首振り運動
楕円銀河“M87”は、中心に巨大ブラックホールを持つことことで知られています。今回の研究では...
どうやって極低温の分子雲コアで複雑な有機分子が生成されるのか? 遷移状態理論に基づく化学反応経路の自動経路探索法で分かったこと
今回の研究では、星間空間で検出される代表的で複雑な有機分子“ジメチルエーテル”と“ギ酸メチ...
宇宙から降り注ぐ宇宙線“空気シャワー”の可視化に成功! ダークマターの探査・物質優勢宇宙の成因の探査に応用できるかも
今回、国立天文台や大阪公立大学などの研究者からなる研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野...
3万光年という小さなスケールでもダークマターの密度に空間的ゆらぎがあった! 重力レンズとアルマ望遠鏡の組み合わで初めて検出
今回の研究では、南米チリに設置された世界最高の性能を誇る巨大電波干渉計“アルマ望遠鏡”(※...
宇宙は膨張し続ける? それとも収縮に転じる? 宇宙論パラメータがより正確に決まると、どういった終焉を迎えるのかが分かるようです
国立天文台は、天文シミュレーションプロジェクトが運用する中規模サーバを用いて、宇宙の膨...
東アジアの遠く離れた複数の電波望遠鏡が協力! 銀河中心に潜む大質量ブラックホールに水分子ガスが落ち込む様子を観測
今回の研究では、東アジアVLBI観測網を用いて電波銀河“NGC4261”を観測しています。すると、“N...