#後拾遺和歌集 新着一覧
山吹の実のひとつだに…
今日はまた、日中は夏日に迫る暖かさとなりました。こうなると、もう長袖シャツ全部が御役御免になってもおかしくない状況となってきています。そんな暖かさに誘われて、様々な花が咲いています。我が...
貫之集 337
年のはて、雪わがやどに ふるしらゆきを はるにまだ としこえぬまの はなかとぞみるわが宿に 降る白雪を 春にまだ 年越えぬ間の 花かとぞ見る...
貫之集 158
十月、菊の花うすくこく いろもみえける きくのはな つゆやこころを わきておくらむ薄く濃く 色も見えける 菊の花 露や心を わきておくらむ...
思ふ事
#思ふ事……★☆ 思ふ事 皆つきねとて 麻の葉を きりにきりても 祓へつる哉: 和泉式部 : 歌意:...
急げやさ苗
#急げやさ苗……★☆ みたや守 けふはさ月に 成りに鳬 急げやさ苗 老もこそすれ: 曾禰好忠 : 歌意...
貫之集 015
小鷹狩りあきののに かりぞくれぬる をみなへし こよひばかりの やどはかさなむ秋の野に 狩りぞ暮れぬる 女郎花 今宵ばかりの 宿はかさなむ...
螢なりけり
#螢なりけり……★☆ 澤水に 空なる星の うつるかと みゆるはよはの 螢なりけり: 藤原良経 : 歌意:沢の水面に星が映っているかと思ったけどよく見たら夜半に飛び交う蛍
あたりは春の
#あたりは春の……★☆ 埋火の あたりは春の 心地して ちりくる雪を 花とこそみれ: 素意法師 : ...
春やくる
#春やくる……★☆ 春やくる 人やとふとも またれけり けさ山里の 雪を眺めて: 赤染衛門 : 歌意...
御祓ぞ夏の
#御祓ぞ夏の……★☆ 風そよぐ ならの小河の 夕暮は 御祓ぞ夏の 志るしなりける: 藤原家隆 : 歌意...
軒の菖蒲の
#軒の菖蒲の……★☆ つれづれと 音たえせぬは 五月雨の 軒の菖蒲の 雫なりけり: 橘俊綱 : 歌意...