ジムで何度もお会いすることがあり、ご挨拶や世間話をしている
間に仲良くなった北川さん。
良かったら来て下さいと招待状を頂いたのは、北川さんが描いた
絵の個展でした。
せっかくお誘い頂いたのですから、お邪魔しておきましょう。
私も子供の頃から暇さえあれば絵を描いていて、芸術や絵画には
人並みならぬ関心があるのですよ。
という感じを出しながら、会場にやってきました。
自分の中の美術鑑賞のイメージに従い、ジャケットを着て、腕を
後ろに組みながら見学をします。
花や風景、人物に食べ物など、実に多彩な絵が並んでいます。
写真を見ながら描いているそうで、1つの作品が完成するまでに
1週間から2週間だそうです。
急いで完成させることも出来るけど、適当になるなら描かない方
がマシと言われてました。 これぞアーティストですよ。
なるほど、なるほど、こういうタッチですか。
この絵画の技法は、以前にプラド美術館で観た作品に似てるな。
という感じを出しながら、文化人のようなフリをして素晴らしい
作品を見学しています。
もちろん、プラド美術館には行ったことがありません。
あっ! プラドじゃなくてルーブルだったかな?
という感じも出しておこう。
色々な作品の中で、私が特に気に入ったのはミノカサゴです。
作品の名前は、「海の貴婦人」 素敵じゃないですか。
個展を開くのは初めてだそうで、これが最初で最後になるかもね
と言われてましたが、是非とも継続して頂きたいです。
機会があれば、南国の色々な風景も描いて頂きたいものですね。
私は絵画の勉強のために、パリに2年留学してました。
才能を高く評価されながらも、事情により絵画の道は諦めること
になりましたけどね。
仕方なく日本に帰る日には、人目もはばからずに、先生が空港で
泣いてましたよ。
という感じを出しながら、会場を後にしたのでした。
北川さん、どうもありがとうございました。
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