#柄谷行人 新着一覧
小林秀雄がドストエフスキーの文学的行為の意味を解釈するために用いた「物理学の革命」のモデル-『罪と罰』の構造の変化と「物」的世界像から「場」的世界像への変換-
柄谷行人は、マルクスが哲学ではなく、哲学者を問題にしたと言い、さらに、マルクスの文体が『ドイツ・イデオロギー』を境にして変わったと言ったようである。柄谷行人がこのような問題意識を持つのは...
柄谷行人が「価値形態論」のなかに見出したもの-経済学を超えた基礎論的な問いを問うた『資本論』が直面した「基礎の不在」から-
柄谷行人がいうように、マルクスの「資本論」は、カントール、あるいはゲーデルの「数学基礎...
物理学における「パラダイムの転換」という事実を通して、マルクスにおける「パラダイムの転換」を読んだ小林秀雄-小林秀雄と理論物理学について②-
小林秀雄という文芸評論家が、理論物理学に熱中していたという事実を知ったとき、非常に驚い...
小林秀雄が近代批評を確立したといわれる理由①-「考える」ということの具体的な実践の場所の確立-
小林秀雄にはじまる近代日本の「文芸評論」という文学的ジャンルは、単に文芸のひとつのジャ...
『マルクスその可能性の中心』以後の柄谷行人②-経済学を超えて基礎論的な問いを問うたマルクスを見つめる柄谷行人と小林秀雄のまなざし-
「商品」の分析からはじまるマルクスの『資本論』は、単に経済学の書ではあり得ず、経済学と...
『マルクスその可能性の中心』以後の柄谷行人①-「基礎の不在」という現実-
日本には、わが国独特なかたちで、文芸評論家といわれる人びとが、いる。文芸評論家は、学者...
小林秀雄の思考がなぜ原理論的なものになったのか-マルクス主義との批判、対決を通じて確立された小林秀雄の「文芸批評」-
なぜ、吉本隆明も柄谷行人も、そして小林秀雄もマルクスを問題にするのであろうか。そして、...
ヨーロッパ文化圏で「哲学者」が担っている役割を「文芸評論家」が担ってきた日本近代-小林秀雄以降とは-
江藤淳は『小林秀雄』のなかで、「小林秀雄以前に批評家はいなかった」と述べた。小林秀雄の...
柄谷行人の短い記事でもありがたい
小説が「読める」批評家は 文学の潮目に立ち会った文芸時評:私の謎 柄谷行人回想録⑭|じんぶん堂 柄谷行...
柄谷行人の記事
https://book.asahi.com/jinbun/article/15369436
「力と交換様式」を読む(柄谷行人ほか著)
昨年から新聞の記事で何度か見ていた柄谷行人さんの著作に関する本が文春新書からでていた。(発行は...