#脳トレ、小ネタ、百人一首、短歌、恋 新着一覧
由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな
安らはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな
陸奥の しのぶもぢずり 誰故に 亂れそめにし 我ならなくに
嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る
かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを
浅茅生の 小野の篠原 忍ぶれど あまりてなどか 人の恋しき
見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ねれにぞねれし 色はかはらず
今来むと いひしばかりに 長月の ありあけの月を 待ち出でつるかな
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか
みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ