図書館にこんな本があったので借りてみました。
内容はウサギの生態、特にナキウサギについて記されていました。
ナキウサギの生息地って結構世界中に散らばってるんですよ。知らなかった~。
アナウサギと野ウサギの違いなども良く書かれています。
うさぎの赤ちゃん、皆さんはご覧になったことありますか?
毛が殆ど生えてなくて裸ん坊状態で生まれてくるんですよ。
パンダの赤ちゃんみたいにピンクの小っさい生き物といった感じです。
私はうさぎは全部そうやって生まれていると思っていたのですが、本を読んで目から鱗。
野うさぎは毛の生えた状態(アナウサギようりもちょっと成長が進んでいる)で生まれてくるんだそうです。
理由は巣穴でぬくぬく育てるアナウサギと違って、野っ原で無防備な野うさぎは生まれ落ちたら直ぐに逃げられるように即動けるようにならなくてはならない、という事だそうな…目も直ぐ開くんですって。
同じウサギ目なのにこんな違いがあるなんて、面白いですね。
あと、日本におけるうさぎのイメージ『白くて赤い目』が何故定着したかについても触れています。
目の赤いうさぎさん、これは基本的には自然界にはおりません。アルビノ(突然変異)であり、つまり人工的にでないと増やすことは出来ないんですね。
このアルビノうさは明治時代に入ってきたそうな。
軍服にされたり、缶詰にしたり(汗)
アルビノうさの毛皮だと染色して使えるため、重宝されたそうな。
…そんな理由で赤目の白うさぎは広まって行ったとは(ちょっとショック)
第二次世界大戦が終わって以降は需要は変わり、実験動物として扱われるようになります。
うっ…
雪うさぎの換毛についても書かれていました。
日照時間と気温が関係しているらしいです。
そういえば、ライチョウも日照時間で換羽の時期が決まるなんて話をどこかで聞きました。
これは雑誌のMOE
今月はミッフィー特集♪
可愛い一筆箋のおまけ付き。
読むと、オランダに行きたくなるよ~(笑)
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