「代名詞 ピリオド vol.149」
代名詞 ピリオドの「ピリオド」は、口語では、「これに尽きる」という時に用いられます。例えば、Dan Baird (Georgia Satellites) - I Love You Period とあるように、You Tubeのサイトで確認できます。三十代後半から四十代のロック好きな方でしたら、ピンとくるのではないでしょうか。
さて、当ブログは、最近「中1 英語」での検索状況が多いので、今回は、中1英語について、私独自の理論を展開いたします。何かのお役に立てば幸いです。
これについては、過去のブログで何度も触れましたが、中1英語で最も肝要なことは、「代名詞 ピリオド」です。
理由は、主に二つあります。
1.代名詞は、「学校・塾」等で、「それは何を指しますか」や「こそあど」言葉を学びますが、「彼女を、彼に、それ」の利用法や「主語(部)」については、ほとんどおざなりになっています。※例え学んでいたとしても、定着されていない状況が散見されますので、学んでいないと断言しても差し支えないでしょう。
2.代名詞の利用頻度が、日本語と英語では、日本語5%に対し英語95%と置き換えられる程度に異なります。
ここで、中1で習得すべき英文をご紹介します。
◇以下の英文を訳しなさい。
1) Is practical usage of pronoun in English quite different of that of Japanese?
訳) 英語での代名詞の実践的利用法①は、日本語のそれ②とは実に異なりますか。
これを肯定文に置きなおすと、
1)’ Practical usage of pronoun in English① is quite different of that② of Japanese. となります。
①の主語(部)(代名詞)はとても長い。そして②(代名詞)の使用は、日本語でも余り見かけられないものです。そして、英単語のレベルを少し上げていますので、全体を通して、難解な英文として目に映ります。
長い主部がポイントですが、大人の方が試されても、歯ごたえがあるはずです。
さて、この文は、中1レベルではないと反感を持たれるかも知れませんが、私が教える英語では、これは中1英語のど真ん中です。つまり、「引き上げる」授業を展開している以上、指導に妥協は許されません。また、進学(塾)を名乗る以上、ここまで教えるのが当然の責務と考えています。
また、中堅もしくはそれ以上の大学入試で、この文を出題しても、正答率は、50%程度に落ち着くのではないでしょうか。結局、中1英語といっても、先々を見据えますと、このレベルになりますし、逆に、ここまでやらないと、できるようにはなりません。
結局、学校でも塾でも、ここまで教えてなんぼでは無いでしょうか。少なくとも私は、子らの成長に上限を設けませんから、教えられることは、際限なくが基本です。
さて、ブログを書きつつも、自らヒートアップし、本来の趣旨とは少しかけ離れてしまいましたので、次回も同じテーマで掘り下げていきます。あしからず...
◆受験・進学相談は お気軽に◆
受験英語 PREP SCHOOL
東京都練馬区北町1-28-18
tel: 03-6909-7624
e-mail: prepschool@wine.ocn.ne.jp