別の観点から、言及しますと、「英会話は得意ですが、ビジネス英語・専門的な分野はちょっと...」には、矛盾が生じてしまいます。
会話とは、元来、「流れ」の中でするものですから、時候の挨拶から始まり→政治→家庭→会社→株価→等等、「流れ」は自在に変幻します。
つまり、会話者の知性・情報性・語彙力がシンクロして初めて会話が成立するので、シンクロの度合いによっては、専門的になることもあれば、そうならないこともあるのです。
これは、日常会話にも同様のことが言えます。
何を以って日常とするか否かは、会話者の知性・情報性・語彙力が決定しますから、ある会話者には、非日常な専門的な話であっても、別の会話者にとっては日常です。
「英会話は得意ですが、ビジネス英語・専門的な分野はちょっと...」は、余りにも狭義的過ぎます。様々な話題に言及できてこそ、会話は、初めて会話となり得るのでしょう。
了
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