内覧会同行(マンション・一戸建て)、既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

ぶつけて水が出たら一大事!

2021年12月13日 22時41分09秒 | リビング/洋室
写真は、マンションの内覧会で、天井のスプリンクラーを撮りました。スプリンクラー消火設備は11階以上のマンションの部屋に取り付けられます。部屋全体の火災をカバーするため、いくつか天井に付くことになります。ご覧頂きたいのは、このスプリンクラーヘッドにプラスチックのプロテクターが取り付けられていることです。このプロテクターは、間違って、物をぶつけた際に、散水されないように防護するためのものです。このプロテクターで、どこまでの衝撃に耐えられるのかはありますが、ないよりはマシでしょう。
このプロテクターの設置については、消防法では規定がありません。従い、マンションによって、
全ての部屋のスプリンクラーに取り付けられる、キッチンなど低い天井の場所にだけに取り付けられる、そして全く取り付けられていない、それぞれ異なります。引越しでぶつけたり、小さなお子さんがいれば、物を投げたりで散水してしまうこともあるでしょう。火事以外で散水したら一大事です。部屋の内装や家具に被害を与えるだけでなく、水は階下に伝わって行くので、被害は甚大になる可能性もあります。特に高層階では注意が必要となります。
内覧会で、天井のスプリンクラーを見て、プロテクターが付いていなければ、売主にお願いしてみて下さい。断わられたら、防災器具会社にこのプロテクターを聞いてみることはできます。簡単にはめることは出来ます。また、部屋の外のメーターボックスの中にスプリンクラーの給水レバーがありますので、万が一、事故で散水してしまったことを考え、このレバーの位置と閉め方を確認しておくと良いでしょう。(83)

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